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【材料】電力株が軒並み高、好業績・原発再稼働など材料視

 電力株が軒並み高。東京電力<9501>が前日に続き売買代金トップで新高値に買われているほか、関西電力<9503>が急伸、東北電力<9506>や九州電力<9508>などが値を上げている。関西電が30日発表した16年3月期第1四半期(4~6月)の連結営業利益は837億9600万円(前年同期は398億500万円の赤字)となった。電力料金値上げに加え、原油安による燃料費減少などが寄与している。29日に決算発表した東電の第1四半期連結営業利益は、前年同期比3.2倍の2282億7200万円と大幅増益になっており、電力各社の業績拡大を評価する買いが流入している。
 また、九州電力の川内原発1号機は来月10日にも再稼働される見通しのほか、東電は7日発表予定の「JPX日経400」の定期見直しの新規採用銘柄候補となっていることが注目を集めており、8月に入り電力株は一段と注目を集める可能性がある。

東電の株価は11時30分現在855円(△17円)
関西電の株価は11時30分現在1664.0円(△106.5円)
東北電の株価は11時30分現在1810円(△48円)
九州電の株価は11時30分現在1719円(△17円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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