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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):東京産、山田コンサル、静岡銀、日立物流

■東京産業 <8070>  528円  +39 円 (+8.0%)  本日終値
 29日、東京産 <8070> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)が前年同期比3.5倍の7.6億円に急拡大して着地したことが買い材料。中国スマートフォンメーカー向けに工作機械の販売が好調だった電子精機部門が収益を牽引した。電力関連部門で火力発電のメンテナンス業務が伸びたことも大幅増益に貢献した。上期(4-9月)計画の5億円を既に52.8%も上回ったことで、業績上振れを期待する買いが向かった。

■山田コンサル <4792>  4,000円  -445 円 (-10.0%)  本日終値
 29日、山田コンサル <4792> [JQ] が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比52.3%減の2.5億円に大きく落ち込んで着地したことが売り材料。経営コンサルティング事業で前期に複数あった大型案件の完了がなかったことでM&A関連の売上が減少したことが響いた。人員増強に伴う人件費の増加も利益を圧迫した。

■静岡銀行 <8355>  1,396円  +62 円 (+4.7%)  本日終値
 29日に発表した「0.80%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
 29日、静岡銀 <8355> が発行済み株式数(自社株を除く)の0.80%にあたる500万株(金額で70億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は8月3日から8月31日まで。

■日立物流 <9086>  2,177円  +91 円 (+4.4%)  本日終値
 29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)税引き前は33%増益で着地」が好感された。
 日立物流 <9086> が7月29日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比32.6%増の58.5億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の111億円に対する進捗率は52.7%となった。
  ⇒⇒日立物流の詳しい業績推移表を見る

■日本冶金工業 <5480>  220円  +8 円 (+3.8%)  本日終値
 29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は赤字縮小で着地」が好感された。
 冶金工 <5480> が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は7100万円の赤字(前年同期は1億8100万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
  ⇒⇒日本冶金工業の詳しい業績推移表を見る

■野村ホールディングス <8604>  891.4円  +31 円 (+3.6%)  本日終値
 29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)税引き前は2.1倍増益で着地」が好感された。
 野村 <8604> が7月29日大引け後(15:00)に決算(米国会計基準)を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比2.1倍の1060億円に急拡大した。
  ⇒⇒野村ホールディングスの詳しい業績推移表を見る

■池田泉州HD <8714>  565円  +17 円 (+3.1%)  本日終値
 29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は31%増益で着地」が好感された。
 池田泉州HD <8714> が7月29日大引け後(15:30)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比30.5%増の60.5億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の100億円に対する進捗率は60.5%に達し、5年平均の44.4%も上回った。
  ⇒⇒池田泉州HDの詳しい業績推移表を見る

■ビーピー・カストロール <5015>  1,344円  +35 円 (+2.7%)  本日終値
 29日に決算を発表。「上期経常は一転8%増益で上振れ着地」が好感された。
 BPカストロ <5015> が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。15年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比8.2%増の11.3億円に伸び、従来の8.2%減益予想から一転して増益で着地。
  ⇒⇒ビーピー・カストロールの詳しい業績推移表を見る

■日立化成 <4217>  2,185円  +53 円 (+2.5%)  本日終値
 29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)税引き前は27%増益で着地」が好感された。
 日立化 <4217> が7月29日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比27.1%増の119億円に伸び、4-9月期(上期)計画の245億円に対する進捗率は48.6%となった。
  ⇒⇒日立化成の詳しい業績推移表を見る

■富士急行 <9010>  1,251円  +27 円 (+2.2%)  本日終値
 29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は82%増益で着地」が好感された。
 富士急 <9010> が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比82.5%増の9.2億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の31.9億円に対する進捗率は5年平均の11.3%を上回る29.1%に達した。
  ⇒⇒富士急行の詳しい業績推移表を見る

●ストップ高銘柄
 仙波糖化工業 <2916>  618円  +100 円 (+19.3%) ストップ高   本日終値
 コラボス <3908>  9,400円  +1,500 円 (+19.0%) ストップ高   本日終値
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 石山GWH <7708>  1円  -1 円 (-50.0%) ストップ安   本日終値
 など、1銘柄

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