市場ニュース

戻る
 

【材料】明治海が買われる、バルチック指数戻り鮮明でホテル事業にインバウンド恩恵も

 明治海運<9115>が反発。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は前日時点で14連騰と急速に回復歩調をたどっており、海運セクターに追い風となっている。きょうは、大手海運株は上昇一服となっているものの、発行株数3600万株と小型で値動きの軽い同社株は短期筋の買いが旺盛だ。ばら積み船だけではなくタンカー市況が上昇基調にあることも同社の収益押し上げ材料として注目。また、同社は総売り上げの3割強をホテル事業で稼いでおり、インバウンド消費の追い風も強力とみられる。洞爺湖ホテル買収効果などが寄与して、16年3月期営業利益は前期比28.9%増の36億円を見込んでいる。材料株素地に富む一方、PERにも割安感がある。

明治海の株価は11時18分現在447円(△10円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年07月23日 11時23分

株探からのお知らせ

    日経平均