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【材料】<動意株・15日>(前引け)=マルマエ、シンプロメンテ、DWTI

 マルマエ<6264>=連日のストップ高。同社は液晶や半導体製造装置向けに精密加工部品を手掛けており、IT企業の設備投資意欲の回復を背景に業績は絶好調、前日取引時間中に発表した15年8月期第3四半期の単独決算は営業利益3億1100万円(前年同期比49.9%増)、最終利益は3億1600万円(同51.9%増)と高い伸びを示した。また、マザーズに上場して以来初となる期末一括配当36円を実施するほか、8月末の株主を対象に1株を3株にする株式分割も発表、ポジティブ材料のオンパレードとなった。株価は08年9月以来、7年ぶりの水準に達している。

 シンプロメンテ<6086>=ストップ高。1月5日につけた年初来高値1032円を上回った。同社は14日取引終了後に、16年2月期第1四半期(3~5月)の単独決算を発表。営業利益は4600万円(前年同期比3.8倍)となり、通期計画1億5800万円に対する進捗率は29.1%に達した。売上高は11億1200万円(同13.4%増)で着地。主力の「緊急メンテナンスサービス」の受注量が増えたほか、「予防メンテナンスサービス」の受注数も順調に伸びた。なお、通期業績見通しは従来計画を据え置いている。

 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>=急反発。14日の取引終了後、同社が創製し、開発中の緑内障治療剤「H―1337」に関する物質および用途特許が、日本において特許査定を受けたと発表しており、知的財産の強化につながるとの見方から買われれているようだ。これにより米国、ニュージーランド、中国に続いて日本でも主要な特許を確保できることとなり、新たな緑内障治療剤の開発が期待されるとしている。なお、今回の特許査定取得による15年12月期業績予想の変更はないという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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