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【材料】吉野家HDがウリ気配、第1四半期は58.9%営業減益

 吉野家ホールディングス<9861>はウリ気配スタート。9日の取引終了後、今16年2月期の第1四半期(3~5月)連結決算を発表。売上高458億2300万円(前年同期比3.4%増)、営業利益3億6300万円(同58.9%減)、純利益2億5300万円(同54.5%減)の大幅減益となり売りが先行している。前年度に牛丼の価格を変更したことによる客数減が影響しているものの、4月からスマートフォンを使った販売促進を開始、約360店舗で「吉呑み」の展開を拡大したことなどが売上高増に寄与している。一方、食材原価の高騰が続いていることが利益を圧迫している。
 通期業績は売上高1850億円(前期比2.8%増)、営業利益30億円(同14.7%減)、純利益8億円(同15.0%減)と従来見通しを据え置いた。

吉野家HDの株価は9時3分現在1453円ウリ気配(▼30円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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