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【通貨】あす(7日)の為替相場見通し=ギリシャ危機の収束探る

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、ギリシャ情勢の動向が相場を左右しそうだ。予想レンジは1ドル=122円00~123円20銭、1ユーロ=134円50~136円80銭。5日の国民投票で緊縮反対派が多数を占めたギリシャ情勢を巡っては、きょう独仏首脳の会談が予定されているほか、あすユーロ圏首脳会議が開かれる見通しだ。ギリシャを巡り、債権団がどこまで柔軟な姿勢に転じるかがポイント。市場には「ギリシャをユーロ離脱に追い込まないために、債権団は最終的には譲歩する」との見方と「最後まで譲歩はできないだろう」との声で二分されている。ユーロ圏にはセーフティネットが敷かれており、ギリシャ懸念で欧州が金融システム不安に陥ることはないとみる声は多い。ただ、ギリシャのユーロ離脱の可能性は高まっており、情勢が落ち着くまでは、リスクオフ姿勢が続きユーロやドルは軟調な値動きが続く可能性がある。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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