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【通貨】外為サマリー:1ドル122円30銭前後で一進一退、ギリシャ情勢巡り神経質な展開

 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=122円30銭前後と前日午後5時時点に比べ61銭のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=136円77銭前後と同71銭のユーロ高・円安で推移している。
 ドル円相場は午前9時以降売り優勢となり午前11時50分過ぎに122円21銭まで値を下げたが、その後、下値には買いが入り122円30銭前後での一進一退が続いた。ギリシャ情勢を巡っては、この日、国際通貨基金(IMF)からの融資の返済期限を迎え、事実上のデフォルトとなるとの懸念が出ている。市場は、現在の状況を織り込みつつあるが、前日急落した欧米株式市場の反応を確かめたいとの見方も出ている。為替市場は7月2日の米雇用統計も視野に入れた状態にあり、なお神経質な展開が予想されている。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1183ドル前後と前日に比べ 0.0113ドルのユーロ高・ドル安で推移している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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