【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):正栄食、ソフィア、アイロムHD、イーガーディ
■正栄食品工業 <8079> 1,275円 +33 円 (+2.7%) 本日終値
29日、正栄食 <8079> [東証2]が発行済み株式数の11.8%にあたる250万株(金額で25億円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表したことが買い手掛かり。買い付け価格は前日終値を19.48%下回る1000円。創業家の資産管理会社である筆頭株主の正栄プラザが保有株の一部を売却する意向を示したことに対応する。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。公開買い付け期間は6月30日から7月28日まで。
■ソフィア <6942> 206円 +5 円 (+2.5%) 本日終値
29日、ソフィア <6942> [JQ]が合計約6000万円の特別利益を計上すると発表したことが買い材料視された。12年8月に子会社化したものの想定していたシナジー効果が生まれず、債務超過となったアパレル子会社サルースの全株式を譲渡。これにより16年3月期第1四半期(4-6月)に約5000万円の特別利益を計上する。また、非上場株式の売却によって第2四半期(7-9月)に1003万円の特別利益を計上する。なお、同社は今期業績見通しを開示していない。
■アイロムHD <2372> 2,002円 +8 円 (+0.4%) 本日終値
29日、アイロムHD <2372> が16年3月期の連結最終損益を1億円の黒字→5.3億円の黒字(前期は6億円の赤字)に5.3倍上方修正したことが買い材料。不動産管理事業を手掛ける子会社シニアライフプランの株式売却に伴い、株式売却益5.4億円が発生することが利益を押し上げる。
■イー・ガーディアン <6050> 2,421円 +3 円 (+0.1%) 本日終値
29日、東証が30日売買分からイーガーディ <6050> [東証M]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが買い材料。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。
■インプレス <9479> 229円 -8 円 (-3.4%) 本日終値
29日、インプレス <9479> が子会社3社と取引のある栗田出版販売について、債権の取立不能になるおそれが生じたと発表したことが嫌気された。栗田出版販売は26日付で東京地裁に民事再生手続き開始の申し立てを行った。書籍や雑誌の取次販売を行っているが、売上高はピーク時の半分以下に減り、債務超過に陥っていた。負債額は14年9月末時点で134億9600万円。取次としては過去最大の倒産となる。これを受け、同社では売掛債権約6500万円の取立不能または取立遅延の可能性があるという。また、一部の売掛金に対して貸倒引当金を設定する見通し。今期の業績見通しについては精査中で、影響が生じる場合には速やかに公表するとしている。
■天馬 <7958> 2,108円 +43 円 (+2.1%) 本日終値
29日に発表した「3.2%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
29日、天馬 <7958> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.2%にあたる80万株(金額で16億5200万円)を上限に、30日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は29日終値の2065円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
■カルナバイオサイエンス <4572> 3,320円 -260 円 (-7.3%) 本日終値
30日付の朝刊で「東証が信用規制を強化」と一部報じられたことが売り材料視された。
■インテリW <4847> 583円 +10 円 (+1.8%) 本日終値
29日に発表した「投資有価証券売却益2.9億円を計上」が買い材料。
15年6月期第4四半期に投資有価証券売却益2.9億円を計上。なお、15年6月期末より退職給付債務の計算方法を原則法に変更することに伴う特別損失約2億円を計上する見込み。
■トラスト・テック <2154> 2,325円 +40 円 (+1.8%) 本日終値
29日に発表した「フリーダムを子会社化」が買い材料。
フリーダムを子会社化。フリーダムは、主に大手自動車部品メーカーを取引先とした自動車向けソフトウェアの開発に特化した企業グループの持ち株会社。
■アイ・エス・ビー <9702> 902円 +15 円 (+1.7%) 本日終値
29日に発表した「金融向けソフト開発会社を子会社化」が買い材料。
金融、官公庁向けシステム開発を手掛けるインフィックスの全株式を取得し子会社化へ。
株探ニュース
29日、正栄食 <8079> [東証2]が発行済み株式数の11.8%にあたる250万株(金額で25億円)を上限に自社株TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表したことが買い手掛かり。買い付け価格は前日終値を19.48%下回る1000円。創業家の資産管理会社である筆頭株主の正栄プラザが保有株の一部を売却する意向を示したことに対応する。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。公開買い付け期間は6月30日から7月28日まで。
■ソフィア <6942> 206円 +5 円 (+2.5%) 本日終値
29日、ソフィア <6942> [JQ]が合計約6000万円の特別利益を計上すると発表したことが買い材料視された。12年8月に子会社化したものの想定していたシナジー効果が生まれず、債務超過となったアパレル子会社サルースの全株式を譲渡。これにより16年3月期第1四半期(4-6月)に約5000万円の特別利益を計上する。また、非上場株式の売却によって第2四半期(7-9月)に1003万円の特別利益を計上する。なお、同社は今期業績見通しを開示していない。
■アイロムHD <2372> 2,002円 +8 円 (+0.4%) 本日終値
29日、アイロムHD <2372> が16年3月期の連結最終損益を1億円の黒字→5.3億円の黒字(前期は6億円の赤字)に5.3倍上方修正したことが買い材料。不動産管理事業を手掛ける子会社シニアライフプランの株式売却に伴い、株式売却益5.4億円が発生することが利益を押し上げる。
■イー・ガーディアン <6050> 2,421円 +3 円 (+0.1%) 本日終値
29日、東証が30日売買分からイーガーディ <6050> [東証M]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが買い材料。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。
■インプレス <9479> 229円 -8 円 (-3.4%) 本日終値
29日、インプレス <9479> が子会社3社と取引のある栗田出版販売について、債権の取立不能になるおそれが生じたと発表したことが嫌気された。栗田出版販売は26日付で東京地裁に民事再生手続き開始の申し立てを行った。書籍や雑誌の取次販売を行っているが、売上高はピーク時の半分以下に減り、債務超過に陥っていた。負債額は14年9月末時点で134億9600万円。取次としては過去最大の倒産となる。これを受け、同社では売掛債権約6500万円の取立不能または取立遅延の可能性があるという。また、一部の売掛金に対して貸倒引当金を設定する見通し。今期の業績見通しについては精査中で、影響が生じる場合には速やかに公表するとしている。
■天馬 <7958> 2,108円 +43 円 (+2.1%) 本日終値
29日に発表した「3.2%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
29日、天馬 <7958> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.2%にあたる80万株(金額で16億5200万円)を上限に、30日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は29日終値の2065円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
■カルナバイオサイエンス <4572> 3,320円 -260 円 (-7.3%) 本日終値
30日付の朝刊で「東証が信用規制を強化」と一部報じられたことが売り材料視された。
■インテリW <4847> 583円 +10 円 (+1.8%) 本日終値
29日に発表した「投資有価証券売却益2.9億円を計上」が買い材料。
15年6月期第4四半期に投資有価証券売却益2.9億円を計上。なお、15年6月期末より退職給付債務の計算方法を原則法に変更することに伴う特別損失約2億円を計上する見込み。
■トラスト・テック <2154> 2,325円 +40 円 (+1.8%) 本日終値
29日に発表した「フリーダムを子会社化」が買い材料。
フリーダムを子会社化。フリーダムは、主に大手自動車部品メーカーを取引先とした自動車向けソフトウェアの開発に特化した企業グループの持ち株会社。
■アイ・エス・ビー <9702> 902円 +15 円 (+1.7%) 本日終値
29日に発表した「金融向けソフト開発会社を子会社化」が買い材料。
金融、官公庁向けシステム開発を手掛けるインフィックスの全株式を取得し子会社化へ。
株探ニュース