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【市況】13時時点の日経平均は24円安の20843円、Mr.MAXの大商いが目立つ


13時時点の日経平均は前日比24.64円安の20843.39円で推移している。ランチバスケットは700億円近いまとまった商いとなったが、EFP(Exchange of Futures for Physicals 現物取引の契約を結んだ売り方と買い方が、同一価格の先物の売買を個別競争売買を介さずに成立させる取引)が中心で日経平均への影響は限定的。後場、日銀によるETF買入れが実施される公算だが、ギリシャ情勢を見極めたいというムードが強まっていることから動意薄の地合いが続く見通し。

業種別では情報通信、その他製品、金属製品、保険、小売、海運などがしっかりとなっている一方、ゴム製品、ガラス土石、輸送用機器、電力・ガス、パルプ紙、証券などがさえない。日経平均へのインパクトが大きい銘柄では、ファーストリテイ<9983>、アルプス<6770>などが下支えする一方、レーティング引き下げのファナック<6954>、TDK<6762>などの下げが重しとなっている。なお、売買代金上位銘柄にはMr.MAX<8203>が急騰し大商いに。

(先物OPアナリスト 田代昌之)

《SY》

 提供:フィスコ

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