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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:SRAHD、大日本住友、日本マイクロ、瑞光

■SRAホールディングス <3817>  2,352円  +400 円 (+20.5%) ストップ高   11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 24日、SRAHD <3817> が18年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表。最終年度の18年3月期に経常利益50億円、目標配当性向を50%に引き上げる方針を示したことが買い材料視された。中期計画では、企業価値や株主価値の向上を目指し、(1)既存事業における収益性の向上、(2)ビジネスモデルの変革、(3)「自社IP製品ビジネス×海外ビジネス」の強化、(4)株主還元のさらなる充実に取り組むとしている。

■大日本住友製薬 <4506>  1,410円  +7 円 (+0.5%)  11:30現在
 大日本住友 <4506> が反発。日経新聞が25日付で「大日本住友製薬は急性白血病を引き起こす難病の血液がん『骨髄異形成症候』に対するがんワクチンを開発した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「今後2年間で健常者やがん患者ら40人程度に投与し安全性や有効性を調べる。2017年にも最終的な臨床試験を始める」という。がんワクチンの実用化による将来的な業績への寄与に期待した買いが向かった。

■日本マイクロニクス <6871>  3,130円  -700 円 (-18.3%) ストップ安売り気配   11:30現在
 24日に発表した「二次電池batteniceの開発体制変更」が売り材料。
 グエラテクノロジー(GT)との二次電池batteniceの共同研究開発体制を終了し、GT社が保有する特許などの同社に対するライセンス等に係わる特許・ライセンス契約に移行する。今後は大学などと連携してbatteniceの開発を継続し、その特長を生かした用途での製品化を目指す。

■瑞光 <6279>  4,265円  -155 円 (-3.5%)  11:30現在
 24日、瑞光 <6279> [東証2] が決算を発表。16年3-5月期(1Q)の連結最終利益が前年同期比14.8%減の1.6億円に減ったことが売り材料。中国の上海工場で衛生用品製造機械の生産に遅れたが生じたことや、税負担の増加も響いた。

■アイフラッグ <2759>  97円  +30 円 (+44.8%) ストップ高   11:30現在
 24日、アイフラッグ <2759> [JQ]を光通信 <9435> が株式交換によって10月2日付で完全子会社化すると発表したことが買い材料。同社株1株に対して光通信株0.012株を割り当てる。光通信の24日終値8500円から算出した理論価格は102円となり、本日はこれにサヤ寄せする形で株価を切り上げた。完全子会社化により、同社は資金を安定的に確保し、光通信の展開する業種別特化型事業との相乗効果を高め、収益力の強化を図る。なお、同社株は9月29日に上場廃止となる予定。

■ウェッズ <7551>  1,480円  +76 円 (+5.4%)  11:30現在
 24日、ウェッズ <7551> [JQ]が9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■アイネット <9600>  1,170円  +59 円 (+5.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 24日、アイネット <9600> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.03%にあたる30万株(金額で3億8000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6月25日から9月18日まで。

■Eストアー <4304>  1,285円  +62 円 (+5.1%)  11:30現在
 24日、Eストアー <4304> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の13.79%にあたる40万8800株(金額で4億9962万2400円)を上限に、25日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は24日終値の1223円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■協立電機 <6874>  1,965円  +77 円 (+4.1%)  11:30現在
 24日、協立電機 <6874> [JQ]が経済産業省(一般社団法人 環境共創イニシアチブSII)の平成27年度「エネルギー使用合理化等事業者支援補助金」に係る「エネマネ事業者」(エネルギー管理支援サービス事業者)に採択されたと発表したことが買い材料。同社システム「KD Energy Saving Open System」が、SIIからエネルギーマネージメントシステム「EMS」として登録をされ、同システムを導入する顧客への支援や申請代行、成果報告の代行を行うことが可能となる。静岡県内の企業としては初の採択。同時に、機械器具の製造など手掛けるベンジー工業との業務提携を発表したことも好感された。製薬・化学向けバルブの保守点検などメンテナンスサポートを強みとするベンジー工業と、FAシステムやアクチュエーターの販売・メンテナンスの分野で連携する。

■ラクオリア創薬 <4579>  430円  +16 円 (+3.9%)  11:30現在
 24日、ラクオリア <4579> [JQG]が米アラガン社から注射用抗菌剤「ダルババンシン」の日本における開発・販売・製造権を再取得すると発表したことが買い材料。「ダルババンシン」は、初回1000mg、1週間後に500mgのわずか2回の投薬で治療効果が認められた唯一の注射用抗菌剤。同社は10年12月にDurata Therapeutics(現アラガン社)との間で保有していたダルババンシンに関する権利を譲渡する契約を締結。契約一時金の受領とともに、日本での開発進捗に応じたマイルストーンと販売ロイヤリティを受け取る権利を取得していた。今回、「ダルババンシン」の国内開発の現状に基づき、アラガン社と協議を行った結果、権利譲渡契約の規定に従い、日本での権利を再取得することが確定した。なお、権利再取得にかかる費用は発生しない。発表を受けて、「ダルババンシン」の日本での開発・販売・製造権の再取得による収益貢献に期待する買いが向かった。

■Ysテーブル <2798>  2,728円  +38 円 (+1.4%)  11:30現在
 24日、東証がYsテーブル <2798> [東証M]を7月1日付で市場2部に市場変更すると発表したことが買い材料。発表を受けて、知名度や流動性の向上を期待する買いが向かった。

■ファステップス <2338>  394円  +3 円 (+0.8%)  11:30現在
 24日、東証がファステプ <2338> [東証M]を7月1日付で市場2部に市場変更すると発表したことが買い材料。発表を受けて、知名度や流動性の向上を期待する買いが向かった。

■秀英予備校 <4678>  652円  -8 円 (-1.2%)  11:30現在
 24日、東証と日証金が秀英 <4678> について25日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。信用規制強化による人気離散を警戒した売りが向かった。

■ディア・ライフ <3245>  2,548円  +143 円 (+6.0%)  11:30現在
 24日に発表した「マンション開発用地を取得」が買い材料。
 東京都品川区にマンション開発用地を取得。取得金額は14年9月期の連結純資産(17.99億円)の30%未満。

■ケイティケイ <3035>  431円  -28 円 (-6.1%)  11:30現在
 24日に業績修正を発表。「今期経常を一転赤字に下方修正、配当も無配転落」が嫌気された。
 KTK <3035> [JQ] が6月24日大引け後(15:10)に業績・配当修正を発表。15年8月期の連結経常損益を従来予想の8200万円の黒字→5100万円の赤字(前期は9600万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
  ⇒⇒ケイティケイの詳しい業績推移表を見る

●ストップ高銘柄
 シーズメン <3083>  956円  +150 円 (+18.6%) ストップ高   11:30現在
 エンバイオH <6092>  1,038円  +150 円 (+16.9%) ストップ高   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 など、1銘柄

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