【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ガンホー、ALSOK、ペプドリ、熊谷組
■ガンホー <3765> 486円 +16 円 (+3.4%) 11:30現在
ガンホー <3765> [JQ]が反発。日経新聞が20日付で「ガンホー・オンライン・エンターテイメントは約9400万株の自社株を年内に消却する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「『金庫株』として持つ1億8823万株(発行済み株式総数の約16%)のほぼ半分で8%にあたる」という。金庫株を消却することによる需給悪化懸念を和らげるほか、株式価値の向上といった株主還元に期待した買いが向かった。
■綜合警備保障 <2331> 4,875円 +130 円 (+2.7%) 11:30現在
野村証券が19日付でALSOK <2331> の投資判断「バイ(強気)」を継続し、目標株価を4600円→5700円に引き上げたことが買い材料視された。リポートでは、足元で機械警備の契約収入や常駐警備、警備輸送などが順調に拡大していると報告。16年1月のマイナンバー制度開始に向け監視カメラや出入管理システムの需要が旺盛であることや、常駐警備の採算改善傾向がみられることを評価している。同証券では、堅調な常駐警備やマイナンバー関連の機器売却収入の増加を踏まえ、16年3月期の連結営業利益を従来予想の285億円→290億円(会社計画は294億円)、17年3月期を335億円→357億円に上方修正した。
■ペプチドリーム <4587> 14,110円 +330 円 (+2.4%) 11:30現在
19日、ペプドリ <4587> [東証M]がファルマデザイン社から8月1日付で創薬研究事業を譲り受けると発表したことが買い材料視された。ファルマデザインはバイオインフォマティクスや合理的ドラッグデザインを融合させた創薬開発と、これらに関する受託研究などを手がけている企業で、これまで同社との資本関係はない。同社では創薬開発プラットフォームシステム(PDPS)により得られた化合物(特殊ペプチド)を創薬候補物質として最適化するための必要なインシリコシミュレーション機能を強化しており、自社での体系化を目指している。ファルマデザインから創薬研究事業を譲り受けることで、創薬候補物質を創出する可能性を高められることに加え、研究開発期間の短縮やコスト面の合理化が期待できるという。譲受価格は1億0500万円。事業取得に伴い、約1億円ののれん計上を見込んでいる。
■熊谷組 <1861> 370円 +8 円 (+2.2%) 11:30現在
19日、熊谷組 <1861> が15年4-6月期(第1四半期)に営業外収益14億1200万円を計上すると発表したことが買い材料視された。同社では回収に懸念があり長期営業外未収入金としていた工事代金債権26億6000万円について、6月25日付で第三者へ譲渡することを決定。これに伴い、貸倒引当金21億4900万円を取り崩し、貸倒引当金戻入額14億1200万円を営業外収益として計上することとなった。今期の業績見通しは修正しなかったが、今後修正が必要と判断した場合には速やかに公表するとしている。市場では業績の上振れに期待した買いが向かった。
■旭化成 <3407> 1,023円 +19 円 (+1.9%) 11:30現在
旭化成 <3407> が続伸。日経新聞が20日付で「旭化成の2015年4-6月期の連結営業利益は、320億円程度と前年同期から約2割増える見通しだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「繊維や塗料原料といった付加価値が高い製品の需要拡大に対応し、相次ぎ生産能力を増強。売り上げ・利益が伸びている」という。高機能品の増産や円安も寄与する見通しで好業績報道に好感した買いが向かった。
■テクノ・セブン <6852> 280円 +80 円 (+40.0%) ストップ高 11:30現在
19日、テクノセブン <6852> [JQ]の子会社、ニッポーがデュアルヘッドを搭載する3Dプリンター「NF-700D」を7月1日に発売すると発表したことが買い材料。「NF-700D」はヘッドを2個搭載しており、硬い材料と柔らかい材料を組み合わせた造形が可能なほか、新規開発の小径ノズルによる高精度な造形、多様な素材への対応などを特徴とする。発表を受けて、3Dプリンターの新製品発売による業績への寄与に期待する買いが向かった。
■大阪有機化学工業 <4187> 604円 +77 円 (+14.6%) 11:30現在 東証1部 上昇率3位
19日、大有機 <4187> が15年11月期の連結経常利益を従来予想の14.2億円→18.7億円に31.4%上方修正。従来の3.0%減益予想から一転して27.5%増益見通しとなったことが買い材料。電子材料事業で利益率の高い半導体材料の販売が想定より伸びることが寄与する。業績上振れに伴い、今期の年間配当を10円→14円(前期は10円)に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが13.2倍→10.0倍に低下する一方、配当利回りが2.66%に上昇し、割安感が強まったことも買い気を誘った。
■リズム時計工業 <7769> 178円 +21 円 (+13.4%) 11:30現在 東証1部 上昇率4位
19日、リズム <7769> が発行済み株式数(自社株を除く)の9.95%にあたる1100万株(金額で17億6000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6月22日から9月30日まで。うち600万株を22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する(買い付け価格は19日終値の157円)。
■デザインワン・ジャパン <6048> 3,480円 +390 円 (+12.6%) 11:30現在
19日に発表した「『エキテン』有料掲載店1万店突破」が買い材料。
運営する国内最大級のオールジャンルの口コミ店舗検索サイト「エキテン」における店舗向け有料掲載プランの契約店舗が1万店を突破。
■ラ・アトレ <8885> 513円 +18 円 (+3.6%) 11:30現在
19日、ラ・アトレ <8885> [JQG]が発行済み株式数(自社株を除く)の10.75%にあたる40万株(金額で1億9800万円)を上限に、22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は19日終値の495円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
■総合商研 <7850> 965円 +15 円 (+1.6%) 11:30現在
総合商研 <7850> [JQ]が19日、子会社の味香り戦略研究所が鹿児島ハイボール倶楽部とともに「鹿児島ハイボール」の販売を開始すると発表したことが買い材料視された。手仕込みをモットーとする西酒造が協力し、自家畑による国産芋によってプレミアム焼酎を使った高級志向な和のハイボールが完成。ベースには黄金千貫と綾紫の2つを原料にブレンドした本格芋焼酎を使用しているという。価格は350ml缶で219円で、6月29日により全国で発売する。
■スター・マイカ <3230> 1,511円 +4 円 (+0.3%) 11:30現在
19日、スターマイカ <3230> [JQ] が15年11月期上期(14年12月-15年5月)の連結経常利益を従来予想の7.5億円→9.6億円に28.8%上方修正。増益率が1.2%増→30.4%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。主力の中古マンションの販売が好調で、売上が計画を25.6%も上回ったことが寄与。インベストメント事業での物件売却や賃貸収入の増加も利益を押し上げた。
■トラストHD <3286> 465円 -25 円 (-5.1%) 11:30現在
19日、トラストHD <3286> が15年6月期の連結経常損益を従来予想の4億3000万円の黒字→2億円の赤字(前期は5億3400万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなったことが売り材料。新築マンションの販売が想定を大きく下回るほか、ウォーター事業で一部商品の販売開始時期が遅れることが響く。広告宣伝費を中心とした販管費の増加も利益を圧迫する。
■JALCO <6625> 165円 +12 円 (+7.8%) 11:30現在
19日に発表した「貸倒引当金戻入額5400万円を計上」が買い材料。
■ビーロット <3452> 2,990円 +140 円 (+4.9%) 11:30現在
19日に発表した「ニセコの不動産会社と業務提携」が買い材料。
子会社のビーロット・シンガポールが不動産業のニセコライフプランと業務提携。ニセコのブランドを活かした不動産投資開発事業の商品開発を行い、同社の北海道圏や海外への事業展開における事業基盤の強化・確立を目指す。
●ストップ高銘柄
システクアイ <2345> 1,390円 +300 円 (+27.5%) ストップ高 11:30現在
ウライ <2658> 248円 +50 円 (+25.3%) ストップ高 11:30現在
石井工作研究所 <6314> 478円 +80 円 (+20.1%) ストップ高 11:30現在
DIT <3916> 6,200円 +1,000 円 (+19.2%) ストップ高買い気配 11:30現在
クリエアナブキ <4336> 620円 +100 円 (+19.2%) ストップ高 11:30現在
など、8銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
ガンホー <3765> [JQ]が反発。日経新聞が20日付で「ガンホー・オンライン・エンターテイメントは約9400万株の自社株を年内に消却する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「『金庫株』として持つ1億8823万株(発行済み株式総数の約16%)のほぼ半分で8%にあたる」という。金庫株を消却することによる需給悪化懸念を和らげるほか、株式価値の向上といった株主還元に期待した買いが向かった。
■綜合警備保障 <2331> 4,875円 +130 円 (+2.7%) 11:30現在
野村証券が19日付でALSOK <2331> の投資判断「バイ(強気)」を継続し、目標株価を4600円→5700円に引き上げたことが買い材料視された。リポートでは、足元で機械警備の契約収入や常駐警備、警備輸送などが順調に拡大していると報告。16年1月のマイナンバー制度開始に向け監視カメラや出入管理システムの需要が旺盛であることや、常駐警備の採算改善傾向がみられることを評価している。同証券では、堅調な常駐警備やマイナンバー関連の機器売却収入の増加を踏まえ、16年3月期の連結営業利益を従来予想の285億円→290億円(会社計画は294億円)、17年3月期を335億円→357億円に上方修正した。
■ペプチドリーム <4587> 14,110円 +330 円 (+2.4%) 11:30現在
19日、ペプドリ <4587> [東証M]がファルマデザイン社から8月1日付で創薬研究事業を譲り受けると発表したことが買い材料視された。ファルマデザインはバイオインフォマティクスや合理的ドラッグデザインを融合させた創薬開発と、これらに関する受託研究などを手がけている企業で、これまで同社との資本関係はない。同社では創薬開発プラットフォームシステム(PDPS)により得られた化合物(特殊ペプチド)を創薬候補物質として最適化するための必要なインシリコシミュレーション機能を強化しており、自社での体系化を目指している。ファルマデザインから創薬研究事業を譲り受けることで、創薬候補物質を創出する可能性を高められることに加え、研究開発期間の短縮やコスト面の合理化が期待できるという。譲受価格は1億0500万円。事業取得に伴い、約1億円ののれん計上を見込んでいる。
■熊谷組 <1861> 370円 +8 円 (+2.2%) 11:30現在
19日、熊谷組 <1861> が15年4-6月期(第1四半期)に営業外収益14億1200万円を計上すると発表したことが買い材料視された。同社では回収に懸念があり長期営業外未収入金としていた工事代金債権26億6000万円について、6月25日付で第三者へ譲渡することを決定。これに伴い、貸倒引当金21億4900万円を取り崩し、貸倒引当金戻入額14億1200万円を営業外収益として計上することとなった。今期の業績見通しは修正しなかったが、今後修正が必要と判断した場合には速やかに公表するとしている。市場では業績の上振れに期待した買いが向かった。
■旭化成 <3407> 1,023円 +19 円 (+1.9%) 11:30現在
旭化成 <3407> が続伸。日経新聞が20日付で「旭化成の2015年4-6月期の連結営業利益は、320億円程度と前年同期から約2割増える見通しだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「繊維や塗料原料といった付加価値が高い製品の需要拡大に対応し、相次ぎ生産能力を増強。売り上げ・利益が伸びている」という。高機能品の増産や円安も寄与する見通しで好業績報道に好感した買いが向かった。
■テクノ・セブン <6852> 280円 +80 円 (+40.0%) ストップ高 11:30現在
19日、テクノセブン <6852> [JQ]の子会社、ニッポーがデュアルヘッドを搭載する3Dプリンター「NF-700D」を7月1日に発売すると発表したことが買い材料。「NF-700D」はヘッドを2個搭載しており、硬い材料と柔らかい材料を組み合わせた造形が可能なほか、新規開発の小径ノズルによる高精度な造形、多様な素材への対応などを特徴とする。発表を受けて、3Dプリンターの新製品発売による業績への寄与に期待する買いが向かった。
■大阪有機化学工業 <4187> 604円 +77 円 (+14.6%) 11:30現在 東証1部 上昇率3位
19日、大有機 <4187> が15年11月期の連結経常利益を従来予想の14.2億円→18.7億円に31.4%上方修正。従来の3.0%減益予想から一転して27.5%増益見通しとなったことが買い材料。電子材料事業で利益率の高い半導体材料の販売が想定より伸びることが寄与する。業績上振れに伴い、今期の年間配当を10円→14円(前期は10円)に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが13.2倍→10.0倍に低下する一方、配当利回りが2.66%に上昇し、割安感が強まったことも買い気を誘った。
■リズム時計工業 <7769> 178円 +21 円 (+13.4%) 11:30現在 東証1部 上昇率4位
19日、リズム <7769> が発行済み株式数(自社株を除く)の9.95%にあたる1100万株(金額で17億6000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6月22日から9月30日まで。うち600万株を22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得する(買い付け価格は19日終値の157円)。
■デザインワン・ジャパン <6048> 3,480円 +390 円 (+12.6%) 11:30現在
19日に発表した「『エキテン』有料掲載店1万店突破」が買い材料。
運営する国内最大級のオールジャンルの口コミ店舗検索サイト「エキテン」における店舗向け有料掲載プランの契約店舗が1万店を突破。
■ラ・アトレ <8885> 513円 +18 円 (+3.6%) 11:30現在
19日、ラ・アトレ <8885> [JQG]が発行済み株式数(自社株を除く)の10.75%にあたる40万株(金額で1億9800万円)を上限に、22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は19日終値の495円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
■総合商研 <7850> 965円 +15 円 (+1.6%) 11:30現在
総合商研 <7850> [JQ]が19日、子会社の味香り戦略研究所が鹿児島ハイボール倶楽部とともに「鹿児島ハイボール」の販売を開始すると発表したことが買い材料視された。手仕込みをモットーとする西酒造が協力し、自家畑による国産芋によってプレミアム焼酎を使った高級志向な和のハイボールが完成。ベースには黄金千貫と綾紫の2つを原料にブレンドした本格芋焼酎を使用しているという。価格は350ml缶で219円で、6月29日により全国で発売する。
■スター・マイカ <3230> 1,511円 +4 円 (+0.3%) 11:30現在
19日、スターマイカ <3230> [JQ] が15年11月期上期(14年12月-15年5月)の連結経常利益を従来予想の7.5億円→9.6億円に28.8%上方修正。増益率が1.2%増→30.4%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。主力の中古マンションの販売が好調で、売上が計画を25.6%も上回ったことが寄与。インベストメント事業での物件売却や賃貸収入の増加も利益を押し上げた。
■トラストHD <3286> 465円 -25 円 (-5.1%) 11:30現在
19日、トラストHD <3286> が15年6月期の連結経常損益を従来予想の4億3000万円の黒字→2億円の赤字(前期は5億3400万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなったことが売り材料。新築マンションの販売が想定を大きく下回るほか、ウォーター事業で一部商品の販売開始時期が遅れることが響く。広告宣伝費を中心とした販管費の増加も利益を圧迫する。
■JALCO <6625> 165円 +12 円 (+7.8%) 11:30現在
19日に発表した「貸倒引当金戻入額5400万円を計上」が買い材料。
■ビーロット <3452> 2,990円 +140 円 (+4.9%) 11:30現在
19日に発表した「ニセコの不動産会社と業務提携」が買い材料。
子会社のビーロット・シンガポールが不動産業のニセコライフプランと業務提携。ニセコのブランドを活かした不動産投資開発事業の商品開発を行い、同社の北海道圏や海外への事業展開における事業基盤の強化・確立を目指す。
●ストップ高銘柄
システクアイ <2345> 1,390円 +300 円 (+27.5%) ストップ高 11:30現在
ウライ <2658> 248円 +50 円 (+25.3%) ストップ高 11:30現在
石井工作研究所 <6314> 478円 +80 円 (+20.1%) ストップ高 11:30現在
DIT <3916> 6,200円 +1,000 円 (+19.2%) ストップ高買い気配 11:30現在
クリエアナブキ <4336> 620円 +100 円 (+19.2%) ストップ高 11:30現在
など、8銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース