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【市況】東京株式(前引け)=持ち合い解消をポジティブ評価で続伸

 22日前引けの日経平均株価は前日比161円高の2万335円と続伸。前場の東証1部の売買高概算は10億2252万株、売買代金概算は1兆424億7000万円。値上がり銘柄数は1049、対して値下がり銘柄数は689、変わらずは148銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場ではNYダウが4日ぶりに反落したほか、今週ヤマ場を迎えるギリシャ債務問題を警戒して寄り付きは売り買い交錯で始まったが、その後は買いが優勢となり、日経平均は2万300円台を回復した。企業間の持ち合い解消が加速するとの思惑が、買い主体である海外機関投資家の長期資金や自社株買いなど受け皿が確保されている状況下にあって、全体市場にプラスの思惑を呼んでいる。また、先物主導のインデックス買いなども寄与して日経平均は上値指向を強めた。
 個別では三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などが大商いで高いほか、ファーストリテ<9983>が値を飛ばした。さが美<8201>が続急騰、大阪有機<4187>、ニチレイ<2871>なども大幅高。オープンハウス<3288>、マーベラス<7844>なども物色人気に。半面、MrMax<8203>が利食われ、ネクスト<2120>も大幅安。洋ゴム<5105>が値を下げ、日通<9062>も安い。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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