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【材料】三井金属エンジニアリング---業績予想は保守的である可能性、株価に割安感


三井金属エンジニアリング<1737>はエンジニアリング会社として、各種産業プラントのプランニング段階からプロジェクト・マネージメント、操業指導さらにメンテナンスに至るまで一貫しててがけている。また、その技術を活かし素材事業、パイプ事業でも工事と製品開発を行っている。

5月14日に発表された2015年3月通期の決算は、売上高が前期比22.0%増の285.46億円、経常利益が同58.8%増の21.86億円となった。エンジニアリング事業における非鉄金属プラント、金属加工プラント関連で前期繰越の大型工事案件及び大規模な定期修理工事が完成した。また、パイプ・素材事業における原価低減も利益に寄与している。

2016年3月期は売上高で前期比8.2%減の262.0億円、経常利益で同44.6%減の12.1億円が見込まれている。ただし、同社の場合の期初予想は下記の通り保守的である事例が多い点を覚えておいても良いだろう。

現状の株価水準はPBRで1倍割れ、配当利回りで3.89%であり、割安感の強い状況となっている。

《FA》

 提供:フィスコ

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