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【材料】シュッピンが大幅続伸、キヤノンの新製品発売などが追い風に

 シュッピン<3179>が大幅続伸。1月30日につけた年初来高値1960円更新を射程圏にとらえている。高級商材の中古品および新品をネット経由で販売、カメラが全体の利益の80%以上を占めており、これが高水準の需要をとらえている。同社が前週末に発表した5月度の月次売上高は18億4500万円と前年同月比43.6%増と高い伸びをみせた。市場関係者の間では同社の6月以降の見通しについても概ね強気。「キヤノン<7751>が6月発売を予定する新製品が同社の取引活性化につながる」(業界担当アナリスト)という指摘があり、目先筋の買いを入れる根拠となっているもようだ。また、店舗では訪日外国人観光客急増に伴い免税販売が好調で業績を押し上げている。特に高級時計についてはインバウンド消費の恩恵が鮮明で、店舗販売の伸びに反映されている。ROEが28%弱と非常に高く、コーポレートガバナンスに対する概念が市場に浸透するなか、高ROE経営の実践が高評価につながっているとの見方もある。

シュッピンの株価は12時30分現在1932円(△77円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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