【市況】日経平均は34円高でスタート、東電、ソフトバンク、富士重など堅調/寄り付き概況
日経平均 : 20604.67 (+34.80)
TOPIX : 1682.48 (+3.92)
[寄り付き概況]
日経平均は続伸で始まった。1日の米国市場は5月ISM製造業景況指数や5月建設支出が予想を上振れたことが好感され、緩やかに上昇する展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の20580円と反応は限られたが、円相場が1ドル124円80銭辺りまで円安に振れていることが材料視されている。
セクターではその他金融、電力ガス、保険、石油石炭、医薬品、輸送用機器、電気機器、情報通信などが堅調。一方で、ゴム製品、空運、水産農林、海運、銀行、鉱業、食料品が小安い。売買代金上位では、東電<9501>、ソフトバンク<9984>、任天堂<7974>、東芝<6502>、ソニー<6758>、オリックス<8591>、富士重<7270>などが堅調。半面、メガバンク3行が小安いほか、JT<2914>が、カナダの集団訴訟で敗訴と伝えられていることが嫌気されている。
《FA》
提供:フィスコ