【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:HIS、ACCESS、メタウォータ、クックパッド
■エイチ・アイ・エス <9603> 4,205円 +320 円 (+8.2%) 11:30現在 東証1部 上昇率3位
5月29日、HIS <9603> が決算を発表。15年4月上期の連結経常利益が前年同期比16.7%増の112億円に伸びたことが買い材料。中国などアジアからの訪日外国人増加による旅行事業が好調だったほか、ハウステンボスの入場者数の伸びも利益を押し上げた。
■ACCESS <4813> 1,213円 +79 円 (+7.0%) 11:30現在
5月29日、ACCESS <4813> [東証M]が決算を発表。16年1月期第1四半期(2-4月)の連結最終損益が1億4600万円の黒字(前年同期は4億0800万円の赤字)に転換したことが買い材料視された。新株予約権戻入益などで約4億5000万円の特別利益が発生したことが主因。国内においてIoT(インターネット・オブ・シングス)分野やクラウドサービス分野向けにソフトウェアの採用が好調で、売上高は前年同期比23.4%増と伸びた。なお、上期と通期の業績見通しは据え置いたが、市場では上期業績の上振れに期待した買いが向かった。
■メタウォーター <9551> 3,325円 +200 円 (+6.4%) 11:30現在 東証1部 上昇率7位
29日に発表した「中計、18年3月期営業利益100億円目標」が買い材料。
中期経営計画を策定。18年3月期に営業利益100億円(15年3月期実績は82億円)、ROE10%以上を目標。
■クックパッド <2193> 5,480円 +230 円 (+4.4%) 11:30現在
5月29日、クックパッド <2193> が6月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の3分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。
■日本紙パルプ商事 <8032> 345円 +7 円 (+2.1%) 11:30現在
5月29日、紙パル商 <8032> が発行済み株式数(自社株を除く)の4.51%にあたる650万株(金額で22億7500万円)を上限に、6月1日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は29日終値の338円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
■住友ゴム工業 <5110> 2,203円 +12 円 (+0.6%) 11:30現在
住友ゴ <5110> が反発。日経新聞が1日付で「世界タイヤ6位の住友ゴム工業は3位の米グッドイヤーとの資本業務提携の解消で基本合意した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「日米欧にある6社の合弁会社を解消し、住友ゴムが日米、グッドイヤーが欧州の事業会社を引き継ぐ。1%前後を持ち合う資本提携も解消する」という。提携の解消で独自路線強化による収益拡大に期待した買いが向かった。
■エービーシー・マート <2670> 7,220円 +20 円 (+0.3%) 11:30現在
SMBC日興証券が5月29日付でABCマート <2670> の投資判断「2(中立)」を継続し、目標株価を6800円→7600円に引き上げたことが買い材料視された。リポートでは、韓国子会社の業績見通しを引き下げる一方、単体売上の好調や単体粗利率の改善幅の引き上げ、17年2月期からの法人税率の低下などを評価。スニーカーの好調はファッションとしての一過性のブームではなく、生活スタイルの変化や同社の商品開発力も寄与しており、今後も既存店売上は好調に推移すると指摘している。同証券では、既存店売上の好調などを踏まえ、16年2月期第1四半期の営業利益を前年同期比5.6%増の139億円と、上期会社計画の0.7%営業減益から一転、売上好調により増益確保を予想している。
■ファナック <6954> 27,590円 +50 円 (+0.2%) 11:30現在
5月29日、ファナック <6954> が発行済み株式数の14.01%にあたる3356万6102株の自社株を消却すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。消却予定日は6月10日。
■総医研ホールディングス <2385> 306円 +80 円 (+35.4%) ストップ高 11:30現在
5月29日、総医研HD <2385> [東証M]が中国の化粧品会社ビューティープラス社と資本業務提携すると発表したことが買い材料。同社グループの化粧品会社ビービーラボラトリーズ社の製品の中国市場での販売などに関して協力関係を構築する。提携を強固にするために、同社が保有するビービーラボラトリーズ社の株式の一部(発行済み株式数の15%)をビューティープラス社に譲渡する。なお、ビービーラボラトリーズ社の株式譲渡に伴う関係会社株式売却益約7700万円は16年6月期に計上する予定。発表を受けて、ビューティープラス社の販路を通じた中国市場での化粧品需要の掘り起こしに期待する買いが向かった。
■サクセスHD <6065> 1,495円 +300 円 (+25.1%) ストップ高買い気配 11:30現在 東証1部 上昇率トップ
5月29日、サクセスHD <6065> に対しジェイコム <2462> がTOBを実施し、連結子会社化すると発表したことが買い材料。TOB価格は前日終値を42.2%上回る1株1700円とあって、本日の株価はこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。ジェイコムは同社株の26.17%を保有しており、TOBにより50.1%まで比率を高める。買付期間は6月1日から29日まで。同社株の上場は維持する方針。
■オートウェーブ <2666> 201円 +31 円 (+18.2%) 11:30現在
5月29日、オートW <2666> [JQ]が借入先金融機関全6行との間で債務返済期限を1年延長することで合意したと発表したことが買い材料視された。07年3月期と08年3月期に最終赤字となった同社は、08年にすべての借入先金融機関と債権者間協定書を締結。債務返済期限の延長を要請していた。その後は1年ごとに債権者間協定書を再締結し、債務返済期限を延長している。なお、債務の総額は42億7312万円。
■トリケミカル研究所 <4369> 769円 +100 円 (+14.9%) ストップ高買い気配 11:30現在
5月29日、トリケミカル <4369> [JQ] が決算を発表。16年1月期第1四半期(2-4月)の経常利益(非連結)が前年同期比3.5倍の2.1億円に急拡大して着地したことが買い材料。中国や台湾でスマホ用などの半導体製造向け高純度化学品の販売が拡大したことが寄与。生産の効率化や合理化効果も大幅増益に貢献した。上期計画の2.5億円に対する進捗率が84.6%に達したことで、業績上振れを期待する買いが向かった。
■ゼニス羽田 <5289> 299円 +25 円 (+9.1%) 11:30現在
5月29日、ゼニス羽田 <5289> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の2.5%にあたる100万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6月1日から12月30日まで。
■sMedio <3913> 4,030円 +320 円 (+8.6%) 11:30現在
5月29日、sMedio <3913> [東証M]がデータバックアップサービスなどを手掛ける、情報スペース(非上場)の株式を取得し完全子会社化すると発表したことが買い材料。完全子会社化により、同社はNTTドコモ <9437> のスマートフォンユーザーを中心に300万以上のダウンロードユーザーを獲得している情報スペースのデータバックアップサービスソフト「JSバックアップ」を同社グループの製品構成に取り込む。同社ではソフトウエアライセンス事業に次ぐ成長分野として、サブスクリプション課金やダウンロード課金モデルへの展開に加え、モバイル業界へ積極的な事業展開を図るとしており、事業拡大に期待した買いが向かった。
■ソルコム <1987> 292円 +17 円 (+6.2%) 11:30現在
5月29日、ソルコム <1987> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の0.82%にあたる22万株(金額で6050万円)を上限に、6月1日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は29日終値の275円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
●ストップ高銘柄
リーバイス <9836> 232円 +50 円 (+27.5%) ストップ高買い気配 11:30現在
パス <3840> 436円 +81 円 (+22.8%) ストップ高買い気配 11:30現在
コラボス <3908> 5,610円 +705 円 (+14.4%) ストップ高 11:30現在
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
5月29日、HIS <9603> が決算を発表。15年4月上期の連結経常利益が前年同期比16.7%増の112億円に伸びたことが買い材料。中国などアジアからの訪日外国人増加による旅行事業が好調だったほか、ハウステンボスの入場者数の伸びも利益を押し上げた。
■ACCESS <4813> 1,213円 +79 円 (+7.0%) 11:30現在
5月29日、ACCESS <4813> [東証M]が決算を発表。16年1月期第1四半期(2-4月)の連結最終損益が1億4600万円の黒字(前年同期は4億0800万円の赤字)に転換したことが買い材料視された。新株予約権戻入益などで約4億5000万円の特別利益が発生したことが主因。国内においてIoT(インターネット・オブ・シングス)分野やクラウドサービス分野向けにソフトウェアの採用が好調で、売上高は前年同期比23.4%増と伸びた。なお、上期と通期の業績見通しは据え置いたが、市場では上期業績の上振れに期待した買いが向かった。
■メタウォーター <9551> 3,325円 +200 円 (+6.4%) 11:30現在 東証1部 上昇率7位
29日に発表した「中計、18年3月期営業利益100億円目標」が買い材料。
中期経営計画を策定。18年3月期に営業利益100億円(15年3月期実績は82億円)、ROE10%以上を目標。
■クックパッド <2193> 5,480円 +230 円 (+4.4%) 11:30現在
5月29日、クックパッド <2193> が6月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の3分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。
■日本紙パルプ商事 <8032> 345円 +7 円 (+2.1%) 11:30現在
5月29日、紙パル商 <8032> が発行済み株式数(自社株を除く)の4.51%にあたる650万株(金額で22億7500万円)を上限に、6月1日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は29日終値の338円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
■住友ゴム工業 <5110> 2,203円 +12 円 (+0.6%) 11:30現在
住友ゴ <5110> が反発。日経新聞が1日付で「世界タイヤ6位の住友ゴム工業は3位の米グッドイヤーとの資本業務提携の解消で基本合意した」と報じたことが買い材料視された。報道によると「日米欧にある6社の合弁会社を解消し、住友ゴムが日米、グッドイヤーが欧州の事業会社を引き継ぐ。1%前後を持ち合う資本提携も解消する」という。提携の解消で独自路線強化による収益拡大に期待した買いが向かった。
■エービーシー・マート <2670> 7,220円 +20 円 (+0.3%) 11:30現在
SMBC日興証券が5月29日付でABCマート <2670> の投資判断「2(中立)」を継続し、目標株価を6800円→7600円に引き上げたことが買い材料視された。リポートでは、韓国子会社の業績見通しを引き下げる一方、単体売上の好調や単体粗利率の改善幅の引き上げ、17年2月期からの法人税率の低下などを評価。スニーカーの好調はファッションとしての一過性のブームではなく、生活スタイルの変化や同社の商品開発力も寄与しており、今後も既存店売上は好調に推移すると指摘している。同証券では、既存店売上の好調などを踏まえ、16年2月期第1四半期の営業利益を前年同期比5.6%増の139億円と、上期会社計画の0.7%営業減益から一転、売上好調により増益確保を予想している。
■ファナック <6954> 27,590円 +50 円 (+0.2%) 11:30現在
5月29日、ファナック <6954> が発行済み株式数の14.01%にあたる3356万6102株の自社株を消却すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。消却予定日は6月10日。
■総医研ホールディングス <2385> 306円 +80 円 (+35.4%) ストップ高 11:30現在
5月29日、総医研HD <2385> [東証M]が中国の化粧品会社ビューティープラス社と資本業務提携すると発表したことが買い材料。同社グループの化粧品会社ビービーラボラトリーズ社の製品の中国市場での販売などに関して協力関係を構築する。提携を強固にするために、同社が保有するビービーラボラトリーズ社の株式の一部(発行済み株式数の15%)をビューティープラス社に譲渡する。なお、ビービーラボラトリーズ社の株式譲渡に伴う関係会社株式売却益約7700万円は16年6月期に計上する予定。発表を受けて、ビューティープラス社の販路を通じた中国市場での化粧品需要の掘り起こしに期待する買いが向かった。
■サクセスHD <6065> 1,495円 +300 円 (+25.1%) ストップ高買い気配 11:30現在 東証1部 上昇率トップ
5月29日、サクセスHD <6065> に対しジェイコム <2462> がTOBを実施し、連結子会社化すると発表したことが買い材料。TOB価格は前日終値を42.2%上回る1株1700円とあって、本日の株価はこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。ジェイコムは同社株の26.17%を保有しており、TOBにより50.1%まで比率を高める。買付期間は6月1日から29日まで。同社株の上場は維持する方針。
■オートウェーブ <2666> 201円 +31 円 (+18.2%) 11:30現在
5月29日、オートW <2666> [JQ]が借入先金融機関全6行との間で債務返済期限を1年延長することで合意したと発表したことが買い材料視された。07年3月期と08年3月期に最終赤字となった同社は、08年にすべての借入先金融機関と債権者間協定書を締結。債務返済期限の延長を要請していた。その後は1年ごとに債権者間協定書を再締結し、債務返済期限を延長している。なお、債務の総額は42億7312万円。
■トリケミカル研究所 <4369> 769円 +100 円 (+14.9%) ストップ高買い気配 11:30現在
5月29日、トリケミカル <4369> [JQ] が決算を発表。16年1月期第1四半期(2-4月)の経常利益(非連結)が前年同期比3.5倍の2.1億円に急拡大して着地したことが買い材料。中国や台湾でスマホ用などの半導体製造向け高純度化学品の販売が拡大したことが寄与。生産の効率化や合理化効果も大幅増益に貢献した。上期計画の2.5億円に対する進捗率が84.6%に達したことで、業績上振れを期待する買いが向かった。
■ゼニス羽田 <5289> 299円 +25 円 (+9.1%) 11:30現在
5月29日、ゼニス羽田 <5289> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の2.5%にあたる100万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6月1日から12月30日まで。
■sMedio <3913> 4,030円 +320 円 (+8.6%) 11:30現在
5月29日、sMedio <3913> [東証M]がデータバックアップサービスなどを手掛ける、情報スペース(非上場)の株式を取得し完全子会社化すると発表したことが買い材料。完全子会社化により、同社はNTTドコモ <9437> のスマートフォンユーザーを中心に300万以上のダウンロードユーザーを獲得している情報スペースのデータバックアップサービスソフト「JSバックアップ」を同社グループの製品構成に取り込む。同社ではソフトウエアライセンス事業に次ぐ成長分野として、サブスクリプション課金やダウンロード課金モデルへの展開に加え、モバイル業界へ積極的な事業展開を図るとしており、事業拡大に期待した買いが向かった。
■ソルコム <1987> 292円 +17 円 (+6.2%) 11:30現在
5月29日、ソルコム <1987> [東証2]が発行済み株式数(自社株を除く)の0.82%にあたる22万株(金額で6050万円)を上限に、6月1日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は29日終値の275円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。
●ストップ高銘柄
リーバイス <9836> 232円 +50 円 (+27.5%) ストップ高買い気配 11:30現在
パス <3840> 436円 +81 円 (+22.8%) ストップ高買い気配 11:30現在
コラボス <3908> 5,610円 +705 円 (+14.4%) ストップ高 11:30現在
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース