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【市況】<株式トピックス>=「9日続伸でも過熱とは言い難い」との見方も

 27日の東京株式市場は、前日の米株式市場でのNYダウ平均株価の大幅安を受け売り先行でスタートした。ただ、1ドル=123円台前半への円安・ドル高進行を背景に押し目買い意欲は強く、日経平均株価終値は、前日比35円10銭高の2万472円58銭と9カ月ぶりの9日続伸となった。円安進行を好感した主力自動車株や、株価指数先物主導で、日経平均寄与率の高い銘柄に買いが集まった。
 きょうまで9日間の日経平均株価の上昇幅は、合計902円に達し、サイコロジカルラインも11勝1敗と高水準にある。日柄的には過熱感が高まっているものの、一部市場関係者からは「過熱とは言い難い株価指標もある」との声も出ている。
 例えば、日経平均株価の25日移動平均線(1万9900円=27日)との上方カイ離率(2.87%)や、騰落レシオ25日移動平均(104.34%=同)といった指標には過熱感は現れていない。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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