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【通貨】来週の為替相場見通し=121円台定着試す展開に

 来週の東京外国為替市場のドル円相場は、米経済指標などの結果を横目に121円台定着を試す展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=120円00~122円30銭、1ユーロ=133円00~135円80銭。この週は、米長期金利の上昇などを背景にドル買い・円売りが優勢となり、一時121円40銭台まで上昇した。週末にかけやや軟化したものの、120円前後の上値抵抗線を突破しており、今年3月の122円03銭の年初来高値も視野に入る水準となっている。来週も米国の経済指標で相場が左右される展開が続きそうだ。特に26日の米4月耐久財受注や週末29日の米1~3月期国内総生産(GDP)改定値などが注目されている。耐久財受注などが強めの数字となれば、ドル円は121円乗せから一段の上値を試す展開も期待できる。また、ユーロ絡みではギリシャの資金繰り動向が注視されるなかドイツ国債利回り動向なども注目されそうだ。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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