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【材料】タツモが連日のストップ高、新興市場の材料株に個人の短期資金が集結

 タツモ<6266>が急騰、一時連日のストップ高に買われた。「ここにきて新興市場の値動きの軽い銘柄に個人投資家の待機資金が再流入している」(市場関係者)という。そのなか、同社株は足の速さに目をつけた投機資金の攻勢で急動意している。同社は顔料塗布装置など液晶製造装置を手掛け、厳しい収益環境下で14年12月期まで営業・経常・最終損益いずれも4期連続の赤字にあったが、15年12月期については営業利益段階から黒字化する見通しで、第1四半期に最終利益が通期予想を超過したことで5月中旬以降急速に人気化した。昨年も春先に短期資金が集結し1110円まで買われた経緯がある。業績の長期低迷で機関投資家などが保有していない点で戻り売り圧力が乏しいことも強みとなっているようだ。

タツモの株価は13時27分現在1276円(△270円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年05月21日 19時46分

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