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【材料】クロス・マーケティンググループ---好調だった前年同期を上回る進捗


クロス・マーケティンググループ<3675>が、14日の引け後に15年12月第1四半期(1-3月)決算を発表した。売上高は対前年同期比66.1%増の36.77億円、営業利益は同20.6%増の4.67億円、経常利益は同18.1%増の4.72億円、最終利益は同93.3%増の4.34億円と増収増益での着地となった。

第1四半期の決算の進捗を受けて、第2四半期累計の業績予想の修正を発表しており、売上高は、リサーチ事業における国内の事業会社に関しては保守的に計画を見直した上、海外の事業会社及びITソリューション事業、その他の事業の売上進捗を計画に反映させた結果、予定した売上高を据え置いている。一方、営業利益、経常利益に関しては、売上総利益率の改善による売上総利益の増加と人件費減少などが奏功して、計画を上回る見込みとなっている。

なお、最終利益は負ののれんなどの金額が予定した金額を上回ったことも加わり、大幅に計画を上回る予想となった。売上高は当初予想を据え置き68.86億円、営業利益は当初予想比74.6%増の4.80億円、経常利益は同88.3%増の4.85億円、最終利益は同193.6%の4.40億円としている。

通期計画に関しては、現段階では修正せず、売上高は対前年同期比81.0%増の147.33億円、営業利益は同76.3%増の9.45億円、経常利益は同72.6%増の9.00億円、最終利益は同93.9%増の4.76億円をそれぞれ見込んでいる。

《AK》

 提供:フィスコ

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