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【市況】東京株式(前引け)=2万円大台近辺で再び買い優勢

 28日前引けの日経平均株価は前日比99円高の2万82円と反発。前場の東証1部の売買高概算は9億6229万株、売買代金概算は1兆3393億8000万円。値上がり銘柄数は960、対して値下がり銘柄数は760、変わらずは160銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場が引けにかけて値を崩す場味の悪い流れとなったが、主力株中心に押し目買いが優勢となり反発に転じた。米FOMCや日銀の金融政策決定会合などを前に上値を買う動きにも慎重さがみられるものの、企業業績への期待感から個別株の物色意欲は旺盛だ。きょうは前引け段階で再び2万円台に復帰しており、大台を挟んで強弱感が対立する状況となっている。
 個別ではファナック<6954>が大幅高、クボテック<7709>は一時ストップ高に買われた。フルキャストHD<4848>が急伸、ピジョン<7956>も高い。レオン自動機<6272>も値を飛ばした。半面、東エレク<8035>が急落、コマツ<6301>も軟調。ダイハツ<7262>、スタンレー電<6923>なども値を下げた。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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