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【通貨】外為サマリー:1ドル119円50銭前後が抵抗線に、ギリシャ問題など依然警戒感

 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=119円44銭前後と前日午後5時時点に比べ74銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=128円03銭前後と同7銭のユーロ高・円安で推移している。
 ドル円相場は、午後は119円40銭前後での一進一退が続いた。午後2時20分過ぎに一時、119円54銭をつけたが瞬間的で、119円50銭前後で上値を抑えられる展開となった。一時に比べ警戒感は薄れているが、中国情勢が関心を集めているほか、ギリシャ問題を巡っては今後、ヤマ場を迎える。ギリシャ絡みでは24日のユーロ圏財務相会合に向けての展開が注目されている。24日の会合までに合意がなされなかった場合、来月11日の同会合が焦点となるが、ギリシャの資金繰りは厳しく、今後の展開が関心を集めている。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0719ドル前後と前日に比べ 0.0061ドルのユーロ安・ドル高で推移している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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