市場ニュース

戻る
 

【市況】個別銘柄戦略:バイオ関連株などに注目度が高まる余地


欧米株式市場の大幅安を受けて、売りが先行する展開とみられるが、中国の預金準備率引き下げを受けて、下げ幅は相対的に限定的にとどまると見られる。預金準備率引き下げのタイミングは想定内といえ、下げ幅は想定以上でポジティブとの見方が強い。本日の中国株式市場の切り返し次第では、中国関連株や資源関連株に関心が高まる方向となろう。本日は、規制緩和などを含めて、iPS細胞関連のニュースフローが多くなっている。バイオ関連株などに注目度が高まる余地もあろう。決算観測報道では、パナソニック<6752>、スズキ<7269>、アステラス<4503>などが伝わっているが、総じてインパクトは乏しいとみられる。全般的なガイダンスリスクの高まりにつながるかなど注目へ。なお、本日は安川電機<6506>が主力株で先陣を切って発表予定となっている。

《KO》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均