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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):レデイ薬局、前沢工業、インターアク、アクロディア

■レデイ薬局 <3027> 676円  +100 (+17.4%) ストップ高    本日終値
 レデイ薬局 <3027> [JQ]がストップ高買い気配。13日、ツルハHD <3391> とフジ <8278> が同社に対し、TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表したことが買い材料。ツルハHDとフジはまず、レデイ薬局創業家などから1株800円で発行済み株式の約29%を5月18日までに取得。フジは12億6000万円を投じ、出資比率を49%に引き上げる。その後、7月13日までにツルハが一般株主から残り約36%を1株1000円で買い取るという。同社は10月をめどに上場廃止となる見通し。

■前澤工業 <6489> 400円  +40 (+11.1%)   本日終値  東証1部 上昇率3位
 13日、前沢工業 <6489> が決算を発表。15年5月期第3四半期累計(14年6月-15年2月)の連結経常損益が2.5億円の黒字(前年同期は6.9億円の赤字)に浮上したことが買い材料。メンテナンス事業のセグメント利益が52%増と拡大したうえ、バルブ事業も9%増と堅調に推移。加えて、民需開拓などが奏功し、環境事業の赤字幅も縮小した。また、コストダウンや生産効率の向上に向けた諸施策も利益浮上に寄与した。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の6円→8円(前期は6円)に増額修正した。

■インターアクション <7725> 571円  +35 (+6.5%)   本日終値
 13日、インターアク <7725> [東証2]が15年5月期の連結経常利益を従来予想の2.9億円→4.2億円に46.2%上方修正。従来の29.0%減益予想から一転して3.9%増益見通しとなったことが買い材料。光学精密検査機器関連事業で撮像素子検査装置向け瞳モジュールの販売が想定より伸びることが寄与。環境関連事業における大型排ガス処理装置の受注獲得も上振れに貢献する。前日終値ベースの予想PERが20.2倍→13.7倍に急低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。

■アクロディア <3823> 1,078円  +58 (+5.7%)   本日終値
 13日、アクロディア <3823> [東証M]がスマートフォン向け対戦パズルRPG「対戦パズル バトルブレイブ(バトブレ)」iOS版の事前登録を開始したと発表したことが買い材料。同社は2月に先行配信した「バトブレ」アンドロイド版の改良を優先し、3月中としていたiOS版の配信開始を延期していた。iOS版のサービス開始にあわせて、リニューアルしたアンドロイド版もリリースする。iOS版の事前登録が始まったことで、iOS版とユーザーの要望を汲んでさまざまな改良が加えられたアンドロイド版の投入が間近に迫ったとの見方が広がった。

■プラップジャパン <2449> 1,289円  +52 (+4.2%)   本日終値
 13日、プラップJ <2449> [JQ] が15年8月期上期(14年9月-15年2月)の連結経常利益を従来予想の2.6億円→3.6億円に40.4%上方修正。増益率が2.4%増→43.7%増に拡大し、9期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。想定になかった危機管理広報コンサルなど利益率の高い案件の受注獲得が利益を押し上げた。

■トランスジェニック <2342> 419円  +14 (+3.5%)   本日終値
 13日、トランスG <2342> [東証M]が胆管がんマーカーに関する特許が日本で成立したと発表したことが買い材料視された。同社と熊本大学大学院生命科学研究部先端生命医療科学部門、阪口薫雄教授(現、大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授)らの研究グループが、GANPマウス技術を用いて胆管がんの早期診断と実用化に有望な腫瘍マーカーを開発。その成果が特許として認められたという。胆管がんは有効な治療法が十分に確立していない難治がんで、年間死亡者数は1万8000人を超える。同社が取得した特許の成果では、胆管がんの患者血清中に特異的に増加する本マーカーの検出と診断精度の向上が期待できるといい、胆管がん治療への進展に役立つものとみられる。

■グラファイトデザイン <7847> 701円  -89 (-11.3%)   本日終値
 13日に決算を発表。「今期経常は26%減益へ」が嫌気された。
 グラファイト <7847> [JQ] が4月13日大引け後(15:00)に決算を発表。15年2月期の経常利益(非連結)は前の期比24.0%減の10.3億円になり、16年2月期も前期比25.9%減の7.6億円に減る見通しとなった。
  ⇒⇒グラファイトデザインの詳しい業績推移表を見る

■ソフトフロント <2321> 352円  -5 (-1.4%)   本日終値
 13日、東証と日証金がソフトフロン <2321> [JQG]について14日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■4℃ホールデ <8008> 2,640円  +124 (+4.9%)   本日終値
 13日に決算を発表。「今期経常は8%増で5期連続最高益、8円増配へ」が好感された。
 4℃ホールデ <8008> が4月13日大引け後(15:00)に決算を発表。15年2月期の連結経常利益は前の期比10.2%増の62.1億円になり、16年2月期も前期比7.8%増の67億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。5期連続増収、7期連続増益になる。
  ⇒⇒4℃ホールデの詳しい業績推移表を見る

■TSIホールディングス <3608> 866円  +38 (+4.6%)   本日終値
 13日に決算を発表。「前期経常が上振れ着地・今期は57%増益へ」が好感された。
 TSIHD <3608> が4月13日大引け後(15:00)に決算を発表。15年2月期の連結経常利益は前の期比77.7%増の25.4億円に伸び、従来予想の22億円を上回って着地。16年2月期も前期比57.4%増の40億円に拡大する見通しとなった。4期連続増益になる。
  ⇒⇒TSIホールディングスの詳しい業績推移表を見る

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