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【材料】トランスジェニックが大幅反発、胆管がんマーカーの特許取得

 13日、トランスG <2342> [東証M]が胆管がんマーカーに関する特許が日本で成立したと発表したことが買い材料視された。

 同社と熊本大学大学院生命科学研究部先端生命医療科学部門、阪口薫雄教授(現、大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授)らの研究グループが、GANPマウス技術を用いて胆管がんの早期診断と実用化に有望な腫瘍マーカーを開発。その成果が特許として認められた。

 胆管がんは有効な治療法が十分に確立していない難治がんで、年間死亡者数は1万8000人を超える。取得した特許の技術では、胆管がんの患者血清中に特異的に増加する本マーカーの検出と診断精度の向上を図ることができるため、胆管がん治療の進展に役立つものとみられる。

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