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【市況】個別銘柄戦略:ディフェンシブ性の強い内需系銘柄に物色はシフトか


米雇用統計が大幅な下振れとなり、休場明けの海外株式市場の動向に警戒感が強まっている。ハイテクや金融関連中心に、先回り的な売り圧力が強まる公算は大きいだろう。物色はディフェンシブ性の強い内需系銘柄などに流れていこう。伊方原発が夏にも審査合格などと伝わっており、電力関連株などは資金逃避先の一つともなりそうだ。

決算ではトーセイ<8923>やJIN<3046>などがポジティブか、観測報道が伝わっているニコン<7731>や東ソー<4042>などにも安心感が強まる可能性。革新機構と出資交渉へと伝わっているシャープ<6753>だが、三菱UFJ<8306>が引当金積み増しなどと伝わっていることは警戒感にもつながる余地。再編の動きは評価される地銀株だが、金融株全般に警戒感が強まりそうな中では、ポジティブな反応も限定的にとどまりそう。

《KO》

 提供:フィスコ

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