【材料】エノモトに継続的な買い資金流入、割安・高業績変化・材料性の３拍子そろう

　エノモト<6928>の上値追い鮮烈、継続的な物色資金の流入が観測されるなか４日続伸と気を吐いている。株価は昨年１１月から上昇基調を強め、時価は０８年６月以来の高値水準に突入しているが、株価指標面ではＰＥＲが７倍、ＰＢＲが０．８倍と割安感が強く、依然として水準訂正余地が指摘されている。半導体リードフレームやコネクター用の部品メーカーで小型プレス部品などの微細加工の金型で高実績を誇り、スマートフォンの世界的な普及加速や電装化の進む車載向けで需要が会社側想定を大きく上回っている状況だ。１５年３月期は営業利益段階で前期比１５倍の８億５０００万円見通しと高変化が光る。燃料電池分野では山梨大学と共同開発したＰＥＦＣ（固体高分子形燃料電池）用の新型セパレーターなど技術面での開発能力の高さも株高の原動力となっている。

エノモトの株価は１０時４４分現在５６１円（△２２円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）