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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):千代建、東レ、ソケッツ、ニューテック

■千代田化工建設 <6366> 1,048円  +15 (+1.5%)   本日終値
 千代建 <6366> が続伸。日経新聞が27日付で「千代田化工建設が米国で液化天然ガス(LNG)プラントの増設事業を共同で受注する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「天然ガスを液体に変えて日本などに輸出する基地で、米建設大手との受注額は約2400億円」という。日本では発電用LNGの需要は高まっており、大型受注による業績への寄与を期待した買いが向かった。

■東レ <3402> 1,036円  +7 (+0.7%)   本日終値
 東レ <3402> が反発。日経新聞が27日付で「東レの2015年3月期の連結営業利益は前期比2割増の1250億円前後になる見通しだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「航空機向けなど炭素繊維が好調で最高益を更新する」という。衣料用の繊維や自動車向けの樹脂の国内販売が計画を下回るため、従来予想の1300億円には届かないものの、16年3月期も引き続き最高益を更新する可能性が高いとしており、業績好調を好感した買いが向かった。

■ソケッツ <3634> 1,080円  +150 (+16.1%) ストップ高    本日終値
 26日に発表した「アプリがクラリオンのカーナビと連携」が買い材料。
 世界中のネットラジオを検索・視聴できるアプリ「Sockets Music」がクラリオン社のカーナビと連携を開始。

■ニューテック <6734> 768円  +100 (+15.0%) ストップ高    本日終値
 26日、ニューテック <6734> [JQ] が15年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の2200万円→4300万円に95.5%上方修正。減益率が70.3%減→41.9%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。OEM製品で新規の取引先拡大と新製品の開発に注力した効果が出たうえ、期末にかけて学校や独立行政法人向けなどの販売が順調で、売上高が計画を2.7%上振れることが寄与した。

■ブロードバンドタワー <3776> 259円  +28 (+12.1%)   本日終値
 26日に発表した「サーバーログ管理ツールを販売」が買い材料。
 網屋とパートナー契約を締結し、国内1700社以上の導入実績を持つ網屋のサーバアクセスログ管理ツール「ALog ConVerter」の販売を開始。同社が一次代理店を務めるEMC社製NASストレージとパッケージ化して提供する。

■ジーンズメイト <7448> 273円  +3 (+1.1%)   本日終値
 26日、ジンズメイト <7448> が15年2月期の経常損益(非連結)を2500万円の黒字→7500万円の黒字(前々期は6億3000万円の赤字)に3.0倍上方修正したことが買い材料。売上総利益が計画を僅かに下回ったものの、販管費が人件費を中心にコントロールできたことが寄与した。

■綜合臨床HD <2399> 483円  +4 (+0.8%)   本日終値
 26日、綜合臨床HD <2399> がメディシス <4350> との業務提携を発表したことが買い材料。両社はSMO(治験施設支援機関)事業において案件の相互紹介や人材交流・教育で連携するほか、綜合臨床HDグループの心理評価事業を活用した臨床試験支援業務、提携医療機関の開拓や医師開業支援などに共同で取り組む。また、新たなサービスの共同開発も目指す。発表を受けて、互いの経営資源・ノウハウの有効活用による事業効率化や企業価値の向上に期待する買いが向かった。

■三谷産業 <8285> 569円  +24 (+4.4%)   本日終値  東証1部 上昇率6位
 26日に発表した「ベトナム子会社工場が竣工、製造開始」が買い材料。
 ベトナム子会社の工場が竣工。車載用樹脂成形品の製造を開始。

■ゲンキー <2772> 9,980円  +240 (+2.5%)   本日終値
 26日に発表した「3月度の売上高は前年比0.8%増」が買い材料。

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