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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月26日記)


 日経平均株価は、昨日の価格が23日の戻り高値1万9778円を超えられず、中途半端な上げになったことで、本日の価格が下げる場合、その後の下げ幅が大きくなる可能性を考えておく必要が出てきました。

 本日の価格が下げる場合、その下げは、1月28日~2月3日と同程度の値幅(575円幅、1万9203円が目安)となるか、14年12月8日~15年1月16日までと同程度の値幅(1438円幅、1万8340円が目安)のどちらかになる可能性が出てきました。

 1月28日以降が4営業日、12月8日以降が7営業日で下値の目安へ到達しているように、どちらの場合でも、振れ幅の大きなジグザグの動きとならず、一気に下値の目安へ向かう展開となる公算です。

 まずは、1万9203円を割れた地点で下値堅い動きがあらわれるかに注目します。

 本日は、寄り付きから引けまで下降の流れを継続して、下げ幅の大きな動きになる可能性があります。

情報提供:パワートレンド=Power Trend
(「株探」編集部)

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