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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):西華産、ミサワ、サイボー、キャンドゥ

■西華産業 <8061> 343円  +14 (+4.3%)   本日終値
 24日、西華産 <8061> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の29億円→37億円に27.6%上方修正。増益率が16.2%増→48.2%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。電力向けや一般産業向けに大型設備などの受注が堅調に推移する中、営業費用の抑制や販管費の削減で採算が改善する。国内外の子会社の業績回復による持分法投資利益の増加などが利益を押し上げる。業績上振れに伴い、期末一括配当を8円→10円(前期は7円)に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが12.7倍→11.5倍に低下する一方、配当利回りは3.04%に上昇し、割安感が強まったことも買い気を誘った。

■ミサワ <3169> 855円  +20 (+2.4%)   本日終値
 24日、東証がミサワ <3169> [東証M]を4月6日付で市場1部に市場変更すると発表したことが買い材料。東証は17日に同社株を東証1部または2部へ市場変更すると発表していたが、市場1部への変更が確定した。発表を受けて、TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■サイボー <3123> 577円  +5 (+0.9%)   本日終値
 サイボー <3123> [東証2]が3日ぶりに反発。日経新聞が25日付で「繊維業のサイボーは不動産事業を強化する。同社が埼玉県川口市に所有する商業施設の隣接地に病院を建設し、医療法人に賃貸する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「呼吸器や循環器などを対象にした病院を整備する計画で、商業施設との相乗効果も見込む」という。新たな収益源育成に期待した買いが向かった。

■キャンドゥ <2698> 1,581円  +11 (+0.7%)   本日終値
 キャンドゥ <2698> が反発。日経新聞が25日付で「100円ショップ大手のキャンドゥは1000円前後の雑貨を扱う新型店を開業する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「第1号店を専門店ビルの『パルコ』内に出し、早期に100店体制を目指す。20~30歳代の女性を対象にし、デザインや材質にこだわった商品をそろえる」という。価格や店舗戦略を見直すことによる収益への寄与を期待する買いが向かった。

■神田通信機 <1992> 198円  +15 (+8.2%)   本日終値
 24日に発表した「日神電子を子会社化」が買い材料。
 ネットワーク監視システムなどを手掛ける日神電子を子会社化。ネットワーク関連事業や照明制御事業等、電気工事業・電気通信工事業でシナジー効果を狙う。

■山田債権 <4351> 639円  +13 (+2.1%)   本日終値
 24日に発表した「子会社が静岡県労働金庫と業務提携」が買い材料。
 子会社の山田エスクロー信託が静岡県労働金庫と業務提携契約。静岡県労働金庫の全店で「遺言信託業務」と「遺産整理業務」の提供を開始。

■かどや製油 <2612> 2,872円  +52 (+1.8%)   本日終値
 24日に業績修正を発表。「今期経常を7%上方修正」が好感された。
 かどや製油 <2612> が3月24日大引け後(15:30)に業績修正を発表。15年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の14億円→15億円(前期は19.7億円)に7.1%上方修正し、減益率が29.0%減→23.9%減に縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒かどや製油の詳しい業績推移表を見る

■浜松ホトニクス <6965> 7,380円  +120 (+1.7%)   本日終値
 24日に発表した「装置に組み込み容易な膜厚計を発売」が買い材料。
 インライン製造装置や検査装置に組み込み容易な膜厚計を発売。シーケンサ接続に対応し、設置面積を約30%削減。

■ラオックス <8202> 295円  +4 (+1.4%)   本日終値
 24日に発表した「心斎橋オーパ店内に新規出店」が買い材料。
 心斎橋オーパ店内に新規出店。本年度3店舗目の出店で全店舗20店舗に。

■西日本鉄道 <9031> 599円  +6 (+1.0%)   本日終値
 24日に発表した「ベトナムの分譲マンション開発に参画」が買い材料。
 阪急不動産とベトナム・ホーチミンの分譲マンション開発プロジェクトに参画。総戸数500戸で、16年7月に完成予定。

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