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【材料】<動意株・19日>(前引け)=日駐、サイジニア、エクストリーム

 日本駐車場開発<2353>=一時ストップ高。18日の取引終了後に日本スキー場開発<6040>が東証マザーズへの株式上場(IPO)の承認を受けたことから、同社の大株主である日駐の保有株の含み益拡大を期待した買いが集まっている。日本スキー場開発は、スキー場の運営を手掛けており、4月22日に新規上場する。「新規上場申請のための有価証券報告書」によると日駐は日本スキー場開発の332万株(持ち株比率84.3%)を保有する筆頭株主となっている。

 サイジニア<6031>=ストップ高カイ気配。ソフトバンク<9984>は18日取引終了後、同社の株式を3月13日付で取得したことを発表、取得株数は41万6813株で取得後の議決権所有割合は間接所有を含め33.21%となる。このソフトバンクによる追加出資を材料視した買いが集中した。同社はネット通販向け購買行動を分析する業務を手掛け、15年6月期営業損益は3期ぶりに9600万円の黒字化を見込んでいる。

 エクストリーム<6033>=一時ストップ高。18日の取引終了後、従来、無配を予定していた15年3月期の期末配当について、普通配当20円と東証マザーズ上場記念配当10円の計30円にすると発表しており、これを好感した買いが入っている。同社にとっての初配となり、今後は将来の成長に向けた内部留保の確保に努めつつ、業績に応じた配当を実施することを基本方針とし、純利益の20%を配当性向のメドにするとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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