市場ニュース

戻る
 

【経済】政治から読み解く【経済と日本株】:阿部知子氏「過去を直視することが周辺諸国との和解の一歩」


衆議院議員の阿部知子氏は「来日中のメルケル首相、過去を直視することが周辺諸国との和解の一歩と。ウクライナ危機に対してヨーロッパとロシアの和解を仲介し、大胆にドイツを脱原発へと舵を切り仏と共にEUを率いる。女性であること主張するでなく、緻密で冷静、かつ粘り強いと聞く。日本の国会で演説してくれないかな?」とツイートしている。

08年の北海道・洞爺湖サミット以来7年ぶりのメルケル首相の来日となったが、決まったのは3月上旬。あまりにも「急な訪日」だったので、「訪日理由」がいろいろな思惑を呼んでいる。

ウクライナ情勢のコンセンサス確認や、日独との経済連携立て直しがメインと言われているほか、東アジア情勢を懸念しての動きとも見られている。13年12月、安倍首相が靖国神社を参拝した際、独政府報道官は「地域の緊張を高める行為を控え外交解決を探ってほしい」とコメントした。独にとってアジア最大の貿易相手国は中国。安倍首相が行う戦後70年談話に対する牽制との見方もできよう。

《MT》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均