市場ニュース

戻る
 

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):シンフォニア、中電工、サンマルク、ニプロ

■シンフォニア <6507> 259円  +45 (+21.0%)   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 2月28日付の朝刊で「良質なiPS細胞を選別する装置を開発」と一部報じられたことが買い材料視された。

■中電工 <1941> 2,257円  +205 (+10.0%)   本日終値  東証1部 上昇率7位
 2月27日、中電工 <1941> が15年3月期の期末配当を20円→50円(前期末は20円)と2.5倍に増額修正したことが買い材料。株主還元を重視し、持続的・安定的な高水準の配当を行う方針に変更したことが背景。前日終値ベースの期末配当利回りが2.44%に急上昇、配当権利日まで1ヵ月だけに配当取り狙いの買いが期待された。

■サンマルク <3395> 8,460円  +660 (+8.5%)   本日終値  東証1部 上昇率9位
 2月27日、サンマルク <3395> が3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■ニプロ <8086> 1,157円  +25 (+2.2%)   本日終値
 2月27日、ニプロ <8086> がベルギーに持株会社を設立すると発表したことが買い材料視された。欧州の医療機器事業子会社ニプロヨーロッパ N.V.(ニプロメディカルヨーロッパ N.V.に商号変更予定)と、海外医薬容器事業の子会社5社の株式を現物出資する方式により、持株会社を設立する。同社では欧州をはじめ、海外事業の体制を強化。グループが進出しているエリアでの地産地消を目指した医療製品の提供を進めたい考え。

■三菱自動車工業 <7211> 1,078円  +19 (+1.8%)   本日終値
 三菱自 <7211> が3日続伸。2月27日、同社、三菱商 <8058> 、インドネシアのPT Krama Yudhaの3社で新生産合弁会社であるミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシアを設立すると発表したことが買い材料視された。インドネシアで新工場を建設し、新型車の投入など事業再編・強化に取り組むことが狙い。ジャカルタ市の東37キロメートルに位置するGIIC工業団地に新工場を建設。17年4月より操業を開始する予定で、生産能力は年16万台。タイに続くASEANの主要生産拠点となる。

■商船三井 <9104> 433円  +6 (+1.4%)   本日終値
 商船三井 <9104> が反発。日経新聞が2日付で「商船三井は世界最大のコンテナ船を2017年に就航させる。アジアと欧州を結ぶ航路に一気に6隻を投入する」と報じたことが買い材料視された。報道によると「コンテナを2万個積載でき、小規模船と入れ替えることで年間300億円のコスト削減をめざす」としている。大型船の投入で運搬効率を向上させ、大幅にコストを削減することへの期待が先行し、本日は買いが優勢となった。

■大成建設 <1801> 698円  -24 (-3.3%)   本日終値
 2月27日、大成建 <1801> が海外募集による上限3100万株の新株発行を発表。新株発行が最大で発行済み株式数の約2.7%となり、株式価値の希薄化や株式の需給悪化が嫌気された。発行価格は693円で、最大約205億円の調達資金については、劣後ローンの返済や社債の償還資金の一部に充てる。

■リアルワールド <3691> 2,328円  +400 (+20.8%) ストップ高    本日終値
 2日付の朝刊で「ランサーズとクラウドソーシングで連合、2強が互いに仕事を融通」と一部報じられたことが買い材料視された。

■ハイマックス <4299> 1,250円  +204 (+19.5%)   本日終値
 2月27日、東証がハイマクス <4299> [東証2]を6日付で市場1部に指定替え・市場変更すると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■トランザクション <7818> 1,196円  +134 (+12.6%)   本日終値
 2月27日、東証がトランザク <7818> [東証2]を6日付で市場1部に指定替え・市場変更すると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均