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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:中電工、サンマルク、シンフォニア、大成建

■中電工 <1941> 2,242円  +190 (+9.3%)   11:30現在  東証1部 上昇率6位
 2月27日、中電工 <1941> が15年3月期の期末配当を20円→50円(前期末は20円)と2.5倍に増額修正したことが買い材料。株主還元を重視し、持続的・安定的な高水準の配当を行う方針に変更したことが背景。前日終値ベースの期末配当利回りが2.44%に急上昇、配当権利日まで1ヵ月だけに配当取り狙いの買いが期待された。

■サンマルク <3395> 8,380円  +580 (+7.4%)   11:30現在  東証1部 上昇率7位
 2月27日、サンマルク <3395> が3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■シンフォニア <6507> 227円  +13 (+6.1%)   11:30現在
 2月28日付の朝刊で「良質なiPS細胞を選別する装置を開発」と一部報じられたことが買い材料視された。

■大成建設 <1801> 696円  -26 (-3.6%)   11:30現在  東証1部 下落率8位
 2月27日、大成建 <1801> が海外募集による上限3100万株の新株発行を発表。新株発行が最大で発行済み株式数の約2.7%となり、株式価値の希薄化や株式の需給悪化が嫌気された。発行価格は693円で、最大約205億円の調達資金については、劣後ローンの返済や社債の償還資金の一部に充てる。

■ハイマックス <4299> 1,279円  +233 (+22.3%)   11:30現在
 2月27日、東証がハイマクス <4299> [東証2]を6日付で市場1部に指定替え・市場変更すると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■リアルワールド <3691> 2,316円  +388 (+20.1%)   11:30現在
 2日付の朝刊で「ランサーズとクラウドソーシング連合」と一部報じられたことが買い材料視された。

■アルトナー <2163> 828円  +97 (+13.3%)   11:30現在
 2月27日、アルトナー <2163> [JQ]が15年1月期の経常利益(非連結)を2億5000万円→3億4100万円に36.4%上方修正し、増益率が29.5%増→76.7%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。技術者派遣事業で稼働人数や稼働率が前の期を上回る水準で推移する中、高付加価値な業務の増加などによる単価上昇が利益を押し上げた。業績上振れに伴い、前期の年間配当を20円→25円(前の期は20円)に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが12.7倍→9.2倍に低下する一方、配当利回りが3.42%に上昇し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■トランザクション <7818> 1,182円  +120 (+11.3%)   11:30現在
 2月27日、東証がトランザク <7818> [東証2]を6日付で市場1部に指定替え・市場変更すると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■木村化工機 <6378> 555円  +54 (+10.8%)   11:30現在  東証1部 上昇率4位
 27日、木村化 <6378> が発行済み株式数(自社株を除く)の4.9%にあたる100万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は3月2日から3月24日まで。

■ヤマシンフィルタ <6240> 3,190円  +291 (+10.0%)   11:30現在
 2月27日、ヤマシン―F <6240> [東証2]が3月19日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の3分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■丹青社 <9743> 844円  +40 (+5.0%)   11:30現在
 2月27日、丹青社 <9743> が15年1月期の連結最終利益を20億円→39.3億円に96.5%上方修正。22.0%減益予想から一転して53.2%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。本社移転による現本社ビルの売却に伴い繰延税金資産17.7億円の計上。それにより法人税等調整額が同額減少したことが主因。なお、今期業績の上方修正は昨年8月に続き、2回目となる。

■アルビス <7475> 2,314円  +38 (+1.7%)   11:30現在
 2月27日、東証がアルビス <7475> [東証2]を20日付で市場1部に指定替え・市場変更すると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。同時に100万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限15万株の第三者割当増資を発表したが。売り材料視されなかった。

■富士通ゼネラル <6755> 1,363円  +33 (+2.5%)   11:30現在
 2日付の朝刊で「18年3月期メドに配当性向20%めざす」と一部報じられたことが買い材料視された。

■ニプロ <8086> 1,160円  +28 (+2.5%)   11:30現在
 27日に発表した「欧州の組織再編に伴い持ち株会社を設立」が買い材料。

■極東開発工業 <7226> 1,385円  +30 (+2.2%)   11:30現在
 27日に業績修正を発表。「今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ」が好感された。
 極東開発 <7226> が2月27日大引け後(15:30)に業績修正を発表。15年3月期の連結経常利益を従来予想の82億円→90億円(前期は81.1億円)に9.8%上方修正し、増益率が1.1%増→10.9%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
  ⇒⇒極東開発工業の詳しい業績推移表を見る

●ストップ高銘柄
 ジェイテック <2479> 290円  +80 (+38.1%) ストップ高    11:30現在
 カワセコンピ <7851> 351円  +80 (+29.5%) ストップ高    11:30現在
 ショーエイ <9385> 375円  +80 (+27.1%) ストップ高    11:30現在
 ワイエスフード <3358> 377円  +80 (+26.9%) ストップ高    11:30現在
 タカチホ <8225> 236円  +50 (+26.9%) ストップ高    11:30現在
 など、17銘柄

●ストップ安銘柄
 i商品 <2021> 4,250円  - (-) ストップ安売り気配    11:30現在
 など、1銘柄

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