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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):アインファマ、理想科学、OLC、参天薬

■アインファーマシーズ <9627> 4,600円  +395 (+9.4%)   本日終値  東証1部 上昇率2位
 24日に決算を発表。「11-1月期(3Q)経常は27%増益」が好感された。
 アインファマ <9627> が2月24日大引け後(15:30)に決算を発表。15年4月期第3四半期累計(14年5月-15年1月)の連結経常利益は前年同期比0.2%増の78.2億円となった。
  ⇒⇒アインファーマシーズの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「2000円商品券贈呈の株主優待制度導入」も買い材料。
 株主優待制度を導入。4月末現在で100株以上を保有する株主を対象に、同社アインズ&トルペほかドラッグストア全店舗とグループ調剤薬局で使える商品券2000円相当を年1回贈呈。

■理想科学工業 <6413> 2,072円  +108 (+5.5%)   本日終値  東証1部 上昇率9位
 24日、理想科学 <6413> が15年3月期の期末一括配当を従来計画の30円→45円(前期は1→2の株式分割前で60円)に増額修正したことが買い材料。今期は2期ぶりの最終増益見通し(前期比2.7%増の47億円予想)であることを踏まえ、株主への利益配分を増やす。昨年12月末の株式分割を考慮すると、前期に比べ50%の増配となる。前日終値ベースの配当利回りは2.3%に急上昇。配当権利日まで1ヵ月を残すだけのタイミングでの配当上積みとあって、配当取り狙いの買いが向かった。

■オリエンタルランド <4661> 31,450円  +1,590 (+5.3%)   本日終値
 24日、OLC <4661> が3月31日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の4分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に長期保有株主向け優待制度を導入すると発表したことも好感された。現行の株主優待制度に追加して、東京ディズニーリゾートの5周年毎のアニバーサリーイヤーに株主用パスポートを配布する。

■参天製薬 <4536> 7,780円  +190 (+2.5%)   本日終値
 24日、参天薬 <4536> が3月31日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の5分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■オプティム <3694> 24,700円  +490 (+2.0%)   本日終値
 24日、オプティム <3694> [東証M]が3月31日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の4分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■東洋建設 <1890> 539円  -57 (-9.6%)   本日終値  東証1部 下落率3位
 24日、東洋建 <1890> が1000万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限150万株の第三者割当増資を実施するほか、前田建 <1824> を割当先とした280万株の第三者割当増資を実施すると発表したことが売り材料。新株発行が最大で発行済み株式数の約17.9%におよぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化が嫌気された。発行価格は3月4日から9日までのいずれかの日に決定。最大で約70億8029万円の調達資金については、多目的自航式起重機船の建造資金のほか、兵庫県西宮市に建設する賃貸用倉庫建設資金などに充てる。

■SANKYO <6417> 4,505円  -295 (-6.2%)   本日終値  東証1部 下落率6位
 24日、SANKYO <6417> が15年3月期の連結経常利益を209億円→135億円(前期は301億円)に35.4%下方修正したことが売り材料。15年3月に全国パーラーに導入予定のパチンコで、旗艦モデルと位置付けている「フィーバー機動戦士ガンダム -V作戦発動-」の販売が計画を下回ることが響く。

■リアルワールド <3691> 2,216円  +365 (+19.7%) 一時ストップ高    本日終値
 24日に発表した「クックパッドが同社株27万株買い付け」が買い材料。
 クックパッドが同社株27万0700株(議決権割合10.01%)を同社社長などから買い付け。資本業務提携の検討が目的。

■テラプローブ <6627> 1,095円  +150 (+15.9%) ストップ高    本日終値
 24日、テラプローブ <6627> [東証M]が世界最小の顔認証モジュール「TeraFacesモジュール」を3月から販売すると発表したことが買い材料。顔認証ソフトウェア・ライブラリを汎用マイコンに組み込んだ モジュールを開発し、3センチ×3センチの小型化を実現。画像処理用の専用ICやカスタムICを使用せずに実現した顔認証モジュールとしては世界最小となる。小型機器にも高性能の顔認証モジュールを容易に搭載できるとあって、入退場管理などのセキュリティ分野のみならず、福祉・介護分野やコミュニケーション・ロボットなどの組み込み機器での採用拡大に期待する買いが向かった。

■C&Gシステムズ <6633> 600円  +82 (+15.8%)   本日終値
 24日、C&GSYS <6633> [JQ]が発行済み株式数(自社株を除く)の8.54%にあたる90万株(金額で4億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は3月2日から8月31日まで。

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