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【材料】巴川紙が急反騰、JDIの超低消費電力液晶標準モジュールにライトコントロールフィルムが採用

 巴川製紙所<3878>が急反騰し、一時、前日比40円(20.5%)高の235円をつけ昨年来高値を更新してきた。19日にジャパンディスプレイ<6740>が発表した消費電力を99.5%以上削減した反射型のカラー液晶モジュールに、同社の特殊拡散フィルム「ライトコントロールフィルム」が使用されたと発表しており、これを好感した買いが入っている。JDIが開発した反射型カラー液晶標準モジュールは腕時計型のウエアラブル端末向けで、太陽光などをパネル内部で反射させて映像を表示することで、消費電力の約8割を占めるバックライトが不要になるという。JDIでは、3月からサンプル出荷を開始し、7月からは販売を開始するとしており、巴川紙にとっても業績への恩恵が期待されている。

巴川紙の株価は9時36分現在217円(△22円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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