【市況】マザーズ指数は3日続伸、新規上場のＡＬＢＥＲＴは好初値に／マザーズ市況

　本日のマザーズ市場は、新規上場のＡＬＢＥＲＴ<3906>が好初値を付けたことが刺激材料となったほか、日経平均の高値更新も追い風としてミクシィ<2121>などが堅調に推移した。前日上場の新規IPO銘柄や情報セキュリティ関連などのテーマ株に物色が向かった。なお、マザーズ指数は3日続伸、売買代金は概算で1024.22億円。騰落数は、値上がり90銘柄、値下がり103銘柄、変わらず7銘柄となった。
　個別では、ミクシィのほか、フリービット<3843>、ＦＦＲＩ<3692>、メディア<3815>、ＡＤＷＡＹＳ<2489>などが堅調。ＮＶＣ<3394>がストップ高となったほか、い生活<3796>、サイジニア<6031>は10％超の上昇に。Ｆブラザーズ<3454>も買いを集めた。一方、モブキャス<3664>、ＵＢＩＣ<2158>、ＯＴＳ<4564>、サイバダイン<7779>、ワイヤレスＧ<9419>などが軟調。カヤック<3904>は高値更新も終値ではマイナスに。また、夢展望<3185>、ＤＭＰ<3652>、ケアネット<2150>、アクロディア<3823>、アトラ<6029>などは10％超の下落となった。
　なお、ＡＬＢＥＲＴは公開価格の約2.2倍となる初値を付けた。その後は荒い値動きとなったものの、初値を上回る水準で取引を終えた。
《HK》

　提供：フィスコ