【市況】<株式トピックス>=日経平均株価1万8300円突破で新たな上昇局面に
18日の東京株式市場は、前日の米株式相場の堅調を好感して買い優勢となった。日経平均株価終値は、前日比212円高の1万8199円と大幅反発。これにより、終値ベースでは、2007年7月17日以来の高値水準となった。また、サブプライムローン・ショック前の同年2月26日につけた取引時間中の高値1万8300円が完全に射程圏に入っており、この水準を突破すると、名実ともに新たな上昇ステージを迎えることになる。
きょうの大幅上昇に伴い、19日終値現在での東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は、126.50%と買われ過ぎとされる警戒ゾーンに入ったものの、ここ連日売買代金を伴っての程よい循環物色の回転が効いていることから、市場参加者からは「過熱感」を指摘する声はほとんど聞かれない。
今後、外国為替市場で多少円高への揺り戻しが起きて、輸出関連銘柄が売られる場面があったとしても、金融セクターなどの内需株への循環物色が継続していくことにより、底上げにつながり、全体相場が大きく崩れる懸念は低下することになる。下値不安が限定的となるなかで、過熱感がない状態が継続すれば、ジリ高歩調でも上昇に拍車が掛かる可能性が高い。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
きょうの大幅上昇に伴い、19日終値現在での東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は、126.50%と買われ過ぎとされる警戒ゾーンに入ったものの、ここ連日売買代金を伴っての程よい循環物色の回転が効いていることから、市場参加者からは「過熱感」を指摘する声はほとんど聞かれない。
今後、外国為替市場で多少円高への揺り戻しが起きて、輸出関連銘柄が売られる場面があったとしても、金融セクターなどの内需株への循環物色が継続していくことにより、底上げにつながり、全体相場が大きく崩れる懸念は低下することになる。下値不安が限定的となるなかで、過熱感がない状態が継続すれば、ジリ高歩調でも上昇に拍車が掛かる可能性が高い。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)