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【市況】個別銘柄戦略:資源関連株の見直しの動きが継続する可能性


米国株高や対ユーロでの円安進行を背景に、本日は買い先行の展開が見込まれよう。前日は想定以上の伸び悩みとなっており、その反動の流れも想定されるところである。とりわけ、原油市況の続伸、非鉄市況の上昇を受けて、資源関連株の見直しの動きが継続していく可能性は高いだろう。ただ、出光興産<5019>の大幅下方修正から、石油元売り株などには警戒感が優勢となろう。

昨日の決算では、テルモ<4543>や日ユニシス<8056>、クレハ<4023>、カプコン<9697>などが好決算か。パナソニック<6752>や三菱UFJ<8306>などはややポジティブと受け止められるが、地合いの改善は追い風となっていく公算。また、前日に月次を発表しているファーストリテ<9983>、他社との比較感からは評価が高まる可能性があり、指数にとっては支援材料になっていこう。

《KO》

 提供:フィスコ

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