【材料】住友化が急反発、第３四半期は持ち分法投資利益拡大で最終利益９２％増

　住友化学<4005>が急反発、一時前週末比３８円高の５０６円まで上げ幅を広げた。
　３０日取引終了後に発表した１５年３月期第３四半期累計（４～１２月）の連結決算は、売上高１兆７２２９億５７００万円（前年同期比７．３％増）、営業利益７１３億６０００万円（同０．３％増）、最終利益４７２億１８００万円（同９２．３％増）で着地。農薬の海外販売が拡大したほか、石油化学事業の海外関連会社の業績が好調で、持ち分法による投資利益が拡大した。
　通期は売上高２兆３２００億円（前期比３．４％増）、営業利益１０５０億円（同４．１％増）、最終利益４５０億円（同２１．７％増）と従来見通しを据え置いている。

住友化の株価は１０時１０分現在４９８円（△３０円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）