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【市況】30日の中国本土市場概況:上海総合指数は下落、インフラ関連の下落が目立つ


30日の中国本土マーケットは下落。主要指標の上海総合指数は、前日比51.94ポイント安(-1.59%)の3210.36ポイントと4日続落した。上海A株指数は54.56ポイント安(-1.60%)の3363.87ポイント。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が1.44ポイント安(-0.49%)の289.75ポイント、深センB株指数が3.48ポイント高(+0.33%)の1070.04ポイントで引けた。

朝高の後に売られる流れ。値ごろ感に着目した買いが朝方は入ったものの、次第に売りが優勢となっている。中国で株式の信用取引に対する監督強化の動きが証券会社から銀行、保険会社へと拡大してきたことが嫌気された。また、週末(2月1日)に中国国家統計局と中国物流購買連合会が1月の製造業PMIを公表するため、結果を結果を見極めたいとするスタンスも買いを手控えさせる要因となっている。

業種別では、直近で上げの目立っていたインフラ関連株が安い。中国交通建設(601800/SH)が5.4%、中国鉄建(601186/SH)が6.4%、中国南車(601766/SH)が7.9%ずつ値を下げた。原発関連株や保険株も軒並み急落。エネルギー株、ITハイテク関連株、自動車株などもさえない。

《KO》

 提供:フィスコ

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