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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):スタンレー、アスコット、寺岡製、ヒガシ21

■スタンレー電気 <6923> 2,591円  -141 (-5.2%)   本日終値
 28日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は3%減益」が嫌気された。
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■アスコット <3264> 243円  +41 (+20.3%)   本日終値
 28日に決算を発表。「10-12月期(1Q)営業は黒字浮上で着地」が好感された。
 アスコット <3264> [JQ] が1月28日大引け後(15:15)に決算を発表。15年9月期第1四半期(10-12月)の連結営業損益は1600万円の黒字(前年同期は1100万円の赤字)に浮上した。
  ⇒⇒アスコットの詳しい業績推移表を見る

■寺岡製作所 <4987> 528円  +80 (+17.9%) ストップ高    本日終値
 28日、寺岡製 <4987> [東証2] が15年3月期の連結経常利益を従来予想の5.7億円→19.9億円に3.5倍上方修正。従来の3.2%減益予想から一転して3.4倍増益見通しとなったことが買い材料。国内外でモバイル端末や輸送機器向け電機・電子用テープの販売好調が寄与。円安による輸出採算の改善や為替差益の発生も上振れに大きく貢献する。前日終値ベースの予想PERが32.3倍→11.7倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■ヒガシトゥエンティワン <9029> 770円  +100 (+14.9%) ストップ高    本日終値
 28日、ヒガシ21 <9029> [東証2]が2月28日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.7%増の5億1000万円に伸びて着地。通期計画の5億9000万円に対する進捗率が86.4%に達したことも好感された。

■インテリW <4847> 324円  +19 (+6.2%)   本日終値
 28日、インテリW <4847> [JQ] が15年6月期の連結最終損益を従来予想の2億5000万円→3億8000万円に52.0%上方修正。増益率が2.9倍→4.4倍に拡大する見通しとなったことが買い材料。過年度に計上した投資有価証券評価損の一部を損金計上することに伴い、税金費用が1.3億円減少することが最終利益を押し上げる。

■鉱研工業 <6297> 1,300円  +55 (+4.4%)   本日終値
 28日、鉱研工業 <6297> [JQ] 15年3月期の連結経常利益を従来予想の4億円→6億円に50.0%上方修正。従来の18.9%減益予想から一転して21.7%増益見通しとなったことが買い材料。今期業績の上方修正は昨年10月に続き、2回目。国内向けにボーリング機器の販売が想定より伸び、売上が計画を上回ることが寄与。原価上昇が想定を下回ることやコスト抑制も利益を押し上げる。

■ブロッコリー <2706> 912円  +16 (+1.8%)   本日終値
 28日、ブロッコリー <2706> [JQ]がスマートフォン向けゲームアプリ「うた☆プリアイランド(iOS版)」に課金アイテム「ジュエル」の購入機能を実装したと発表したことが買い材料。話題の人気ゲームが課金アイテム購入に対応したことを受け、今後の業績寄与に期待する買いが向かった。同時同アプリの登録ユーザー数が15万人を突破したことを明らかにしたことも好感された。同アプリは配信後、多数のアクセスでシステムが負荷に耐えられずに昨年7月に配信を中断。その後12月31日に配信を再開し、1月5日には登録ユーザー数が10万人を突破したと発表していた。

■スカイマーク <9204> 237円  -80 (-25.2%) ストップ安    本日終値  東証1部 下落率トップ
 スカイマーク <9204> がストップ安売り気配。28日、民事再生法の適用を東京地裁に申請して受理されたと発表したことが嫌気された。負債総額は710億円で、円安による燃油費の増加や格安航空会社(LCC)などとの競争で業績が悪化したことに加え、欧エアバスとの機材購入契約解除問題などが重なった。民事再生法の適用を受け東証では同社株を整理銘柄に指定し、3月1日付で上場廃止にすると発表した。

■ファンクリG <3266> 326円  -45 (-12.1%)   本日終値
 28日、東証と日証金がファンクリG <3266> [JQ]について29日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが嫌気された。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。信用規制による人気離散を警戒した売りが向かった。

■NTTDイン <3850> 1,043円  -129 (-11.0%)   本日終値
 28日に決算を発表。「今期経常を53%下方修正、配当も3.5円減額」が嫌気された。
 イントラマト <3850> [東証M] が1月28日大引け後(15:00)に決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は4200万円の赤字(前年同期は3300万円の黒字)に転落した。業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の6.5円→3円(前期は2.5円)に大幅減額修正した。
  ⇒⇒NTTDインの詳しい業績推移表を見る

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