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【通貨】外為サマリー:1ドル117円70銭前後のドル安・円高、NY株安で上値重い展開

 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=117円71~72銭近辺と前日午後5時時点に比べ42銭のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=132円89~93銭と同1円11銭のユーロ安・円高で推移している。
 午前8時ごろは117円40銭前後で推移していたが、その後、下値を買う動きが強まり117円70銭台に値を戻している。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文は、金融政策の正常化に対して「辛抱強くなれる」との姿勢を維持した。景気判断に関しては「経済活動はしっかりしたペースで拡大している」と上方修正した。
 ただ、原油安などを受けNYダウが下落しており、118円前後からはドル売り・円買いが強まる状態にある。為替相場は、米国景気情勢への関心が高まっており、30日発表の米10~12月期国内総生産(GDP)速報値が注目されている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1289~90ドルと前日に比べ 0.0054ドルのユーロ安・ドル高で推移している。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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