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【通貨】あす(29日)の為替相場見通し=FOMC声明文を注視

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、この日発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)声明文に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=117円20~118円30銭、1ユーロ=133円20~134円50銭。この日の東京市場は、27日の米国で12月耐久財受注が予想を下回り、NYダウが急落し一時117円30銭台までドル安・円高が進んだ流れを引き継いでスタートした。117円台前半ではドル買い意欲は強いものの、118円台半ばからは上値が重く118円ラインを中心とする攻防となった。FOMC声明文は米国利上げを巡り、年半ばの予想から後ズレするかがポイント。声明文が従来通りの内容なら依然、118円ラインを意識する一進一退の展開が続きそうだ。
 ギリシャ情勢に不透明感が残るものの、FOMCを通過すれば、次の市場の関心は30日発表の米10~12月期国内総生産(GDP)に向かうことになろう。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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