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【通貨】外為サマリー:1ドル118円ライン巡り一進一退、FOMCの結果待ちに

 28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=118円08~09銭近辺と前日午後5時時点に比べ5銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=134円08~12銭と同1円30銭のユーロ高・円安で推移している。
 ドル円相場は118円ラインを巡る攻防となった。前日のNYダウが大幅安となったこともあり、ギリシャ情勢などを巡る不透明感を警戒する動きがある。ただ、「ギリシャ問題が他の欧州諸国に広がる可能性は高くない」(アナリスト)との見方もある。この日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表がある。イエレン議長の記者会見は予定されていないだけに、声明文の内容が注目を集めている。今月に入りスイスショックや欧州中央銀行(ECB)の量的緩和導入、ギリシャ総選挙などを巡りボラティリティの高い状況となっているだけに、声明文の内容が金融緩和に前向きなハト派的な内容となるかが関心を集めている。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1355~56ドルと前日に比べ 0.0106ドルのユーロ高・ドル安で推移している。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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