【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):SMK、九電工、3DM、エムスリー
■SMK <6798> 504円 +48 (+10.5%) 本日終値 東証1部 上昇率4位
27日、SMK <6798> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の38億円→51億円に34.2%上方修正。従来の10.6%減益予想から一転して20.0%増益見通しとなったことが買い材料。今期業績の上方修正は昨年10月に続き、2回目。円安による為替差益の発生が利益を大きく押し上げる。業績上振れに伴い、年間配当を従来計画の12円→14円(前期は10円)に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが14.4倍→9.5倍に急低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。
■九電工 <1959> 1,582円 +143 (+9.9%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
27日、九電工 <1959> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の140億円→172億円に22.9%上方修正。増益率が57.2%増→93.1%増に拡大し、22期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期業績の上方修正は昨年9月に続き、2回目。太陽光発電関連工事や首都圏の大型工事が順調に進み、売上が計画を上回ることが寄与。原価低減による工事採算の向上も上振れに大きく貢献する。前日終値ベースの予想PERが12.5倍→9.3倍に低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。
■3DM <7777> 2,035円 +156 (+8.3%) 本日終値
27日、3DM <7777> [JQG]がシンガポールの子会社がマサチューセッツ工科大学(MIT)と自己組織化ペプチドの修飾方法と界面活性剤様ペプチド技術に関するグローバルライセンス契約を新たに締結したと発表したことが買い材料。自己組織化ペプチドの修飾方法については、従来の自己組織化ペプチドに生体機能を活性化する短いモチーフ配列を付加するもので、主に再生医療領域において活用を進めている。新規ライセンスによって骨組織や皮膚組織、心筋組織、神経組織など広範囲の分野でより細胞の生育に優れたペプチドに関する権利を持つことになる。また、界面活性剤様ペプチド技術については新配列のペプチド権利を有することになり、より広範囲のラインナップの中からDDS(ドラッグ・デリバリー・システム)の新たな徐放担体の研究開発が可能となった。
■エムスリー <2413> 2,370円 +174 (+7.9%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
27日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)税引き前が19%増益で着地・10-12月期も17%増益」が好感された。
エムスリー <2413> が1月27日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比18.8%増の124億円に伸び、通期計画の150億円に対する進捗率は82.9%となった。
⇒⇒エムスリーの詳しい業績推移表を見る
■FFRI <3692> 5,890円 +390 (+7.1%) 本日終値
27日、東証が28日売買分からFFRI <3692> [東証M]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。
■中国電力 <9504> 1,614円 +100 (+6.6%) 本日終値
27日、中国電 <9504> が15年3月期の連結経常損益を従来予想の220億円の黒字→430億円の黒字(前期は36.3億円の赤字)に95.5%上方修正したことが買い材料。原油価格の急落による燃料費の低減や効率化によるコスト削減が奏功し、採算が急改善する。
■キヤノン電子 <7739> 2,065円 +125 (+6.4%) 本日終値
27日に決算を発表。「今期経常は5%増益へ」が好感された。
キヤノン電 <7739> が1月27日大引け後(15:00)に決算を発表。14年12月期の連結経常利益は前の期比3.2%減の105億円になったが、15年12月期は前期比5.5%増の111億円に伸びる見通しとなった。
⇒⇒キヤノン電子の詳しい業績推移表を見る
■パナSUNX <6860> 836円 +41 (+5.2%) 本日終値
27日、パナSUNX <6860> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の38億円→44億円に15.8%上方修正。増益率が5.5%増→22.2%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。合理化効果や円安による為替差益の増加などが利益を押し上げる。業績上振れに伴い、年間配当を従来計画の12円→16円(前期は12円)に増額修正した。
■クスリのアオキ <3398> 8,140円 +380 (+4.9%) 本日終値
27日、クスリアオキ <3398> が月次営業速報を発表。1月度の既存店売上高が前年同月比8.8%増となり、7ヵ月連続で前年実績を上回ったことが買い材料。客数が1.9%増と堅調だったうえ、客単価が6.7%増と好調だった。
■ツガミ <6101> 687円 +11 (+1.6%) 本日終値
ツガミ <6101> が5日続伸。日経新聞が28日付けで、「ツガミの2015年3月期の連結純利益は前期比約17倍の58億円前後となる見通しだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「従来予想を12億円上回り、06年3月期(55億円)以来9年ぶりに過去最高を更新する」という。自動車部品メーカー向けの旋盤やスマホ用の小型部品を精密加工する自動旋盤の需要も増えるとしており、30日の第3四半期決算発表を控え、好調な決算を期待した買いが向かった。
株探ニュース
27日、SMK <6798> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の38億円→51億円に34.2%上方修正。従来の10.6%減益予想から一転して20.0%増益見通しとなったことが買い材料。今期業績の上方修正は昨年10月に続き、2回目。円安による為替差益の発生が利益を大きく押し上げる。業績上振れに伴い、年間配当を従来計画の12円→14円(前期は10円)に増額修正した。前日終値ベースの予想PERが14.4倍→9.5倍に急低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。
■九電工 <1959> 1,582円 +143 (+9.9%) 本日終値 東証1部 上昇率5位
27日、九電工 <1959> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の140億円→172億円に22.9%上方修正。増益率が57.2%増→93.1%増に拡大し、22期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期業績の上方修正は昨年9月に続き、2回目。太陽光発電関連工事や首都圏の大型工事が順調に進み、売上が計画を上回ることが寄与。原価低減による工事採算の向上も上振れに大きく貢献する。前日終値ベースの予想PERが12.5倍→9.3倍に低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。
■3DM <7777> 2,035円 +156 (+8.3%) 本日終値
27日、3DM <7777> [JQG]がシンガポールの子会社がマサチューセッツ工科大学(MIT)と自己組織化ペプチドの修飾方法と界面活性剤様ペプチド技術に関するグローバルライセンス契約を新たに締結したと発表したことが買い材料。自己組織化ペプチドの修飾方法については、従来の自己組織化ペプチドに生体機能を活性化する短いモチーフ配列を付加するもので、主に再生医療領域において活用を進めている。新規ライセンスによって骨組織や皮膚組織、心筋組織、神経組織など広範囲の分野でより細胞の生育に優れたペプチドに関する権利を持つことになる。また、界面活性剤様ペプチド技術については新配列のペプチド権利を有することになり、より広範囲のラインナップの中からDDS(ドラッグ・デリバリー・システム)の新たな徐放担体の研究開発が可能となった。
■エムスリー <2413> 2,370円 +174 (+7.9%) 本日終値 東証1部 上昇率8位
27日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)税引き前が19%増益で着地・10-12月期も17%増益」が好感された。
エムスリー <2413> が1月27日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比18.8%増の124億円に伸び、通期計画の150億円に対する進捗率は82.9%となった。
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■FFRI <3692> 5,890円 +390 (+7.1%) 本日終値
27日、東証が28日売買分からFFRI <3692> [東証M]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。
■中国電力 <9504> 1,614円 +100 (+6.6%) 本日終値
27日、中国電 <9504> が15年3月期の連結経常損益を従来予想の220億円の黒字→430億円の黒字(前期は36.3億円の赤字)に95.5%上方修正したことが買い材料。原油価格の急落による燃料費の低減や効率化によるコスト削減が奏功し、採算が急改善する。
■キヤノン電子 <7739> 2,065円 +125 (+6.4%) 本日終値
27日に決算を発表。「今期経常は5%増益へ」が好感された。
キヤノン電 <7739> が1月27日大引け後(15:00)に決算を発表。14年12月期の連結経常利益は前の期比3.2%減の105億円になったが、15年12月期は前期比5.5%増の111億円に伸びる見通しとなった。
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■パナSUNX <6860> 836円 +41 (+5.2%) 本日終値
27日、パナSUNX <6860> が15年3月期の連結経常利益を従来予想の38億円→44億円に15.8%上方修正。増益率が5.5%増→22.2%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。合理化効果や円安による為替差益の増加などが利益を押し上げる。業績上振れに伴い、年間配当を従来計画の12円→16円(前期は12円)に増額修正した。
■クスリのアオキ <3398> 8,140円 +380 (+4.9%) 本日終値
27日、クスリアオキ <3398> が月次営業速報を発表。1月度の既存店売上高が前年同月比8.8%増となり、7ヵ月連続で前年実績を上回ったことが買い材料。客数が1.9%増と堅調だったうえ、客単価が6.7%増と好調だった。
■ツガミ <6101> 687円 +11 (+1.6%) 本日終値
ツガミ <6101> が5日続伸。日経新聞が28日付けで、「ツガミの2015年3月期の連結純利益は前期比約17倍の58億円前後となる見通しだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「従来予想を12億円上回り、06年3月期(55億円)以来9年ぶりに過去最高を更新する」という。自動車部品メーカー向けの旋盤やスマホ用の小型部品を精密加工する自動旋盤の需要も増えるとしており、30日の第3四半期決算発表を控え、好調な決算を期待した買いが向かった。
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