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【市況】東京株式(前引け)=リスク選好ムード強まり大幅反発

 27日前引けの日経平均株価は前日比250円高の1万7719円と急反発。前場の東証1部の売買高概算は10億8117万株、売買代金概算は1兆138億1000万円。値上がり銘柄数は1398、対して値下がり銘柄数は326、変わらずは139銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は前日の欧州株市場が総じて高かったことや外国為替市場で対ドル、対ユーロともに円安に振れたことで買い安心感が浮上、日経平均は180円高で寄った後も高値圏で売り物をこなし、じりじりと水準を切り上げた。前日の地合いとは打って変わり大型株から小型株までおしなべて買われる底上げ相場で、値上がり銘柄数は1400弱と全体の75%の銘柄が上昇する買い気の強い展開となっている。
 個別ではトヨタ<7203>が堅調、OLC<4661>も急反発。三井住友<8316>、日本電産<6594>なども買われた。中越パルプ<3877>が急伸、低位ではアーク<7873>、蛇の目<6445>なども値を飛ばしている。半面、ノバレーゼ<2128>、JSR<4185>が大幅安、第一中央汽船<9132>も利食われた。サンリオ<8136>、JALUX<2729>なども売られた。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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