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【通貨】外為サマリー:1ドル117円60銭前後で一進一退、ギリシャ懸念はいったん織り込む

 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=117円66~67銭近辺と前週末午後5時時点に比べ55銭のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=131円60~64銭と同2円51銭のユーロ安・円高で推移している。
 ドル円相場は117円60銭台での一進一退。早朝に「ギリシャ総選挙で急進左派連合の勝利が確実になった」と伝わり、その後、同連合は勝利宣言を出した。このなか、ユーロ安が加速。ユーロは対円では午前8時50分過ぎに一時、1ユーロ=130円19銭と前週末に比べ大幅な3円92銭のユーロ安・円高をつけた。ただ、その後、ドル買い・円売り、ユーロ買い・円売りが優勢となり、ドル円は一時117円82銭、ユーロ円は同131円88銭まで値を戻す場面があった。
 ギリシャに関しては急進左派の勝利は予想されていただけ、相場にはいったん織り込んだ格好だ。今後、欧州連合(EU)に対する債務削減の交渉などがどう進むかが関心を集めている。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1184~85ドルと前週末に比べ 0.0016ドルのユーロ安・ドル高で推移している。




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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