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【材料】日本電産が反落、JPモルガンは強気継続で目標株価1万円に引き上げ

 日本電産<6594>が反落。同社は22日の取引終了後、15年3月期通期連結業績予想の上方修正を発表。売上高は初の1兆円(前期比14.3%増)大台乗せ、営業利益も従来予想に50億円上乗せされ1100億円(同29.6%増)とした。同時に増配と自社株買いも発表している。小型精密モーターがHDD向けなどに順調に売り上げを伸ばしているほか、車載向けも好調に推移している。23日の上昇後、この日の株価は反落しているが、JPモルガン証券は26日、投資判断の「オーバーウエート」を継続し目標株価を従来の9000円から1万円に引き上げた。
 同証券では「会社側が公言する大型M&Aの寄与などを織り込んでいない」と指摘。昨年から本格化しつつある自動車部品業界の再編が、日本電産の成長に向けてのM&Aを可能にするとみている。15年3月期の予想営業利益は1120億円だが、16年3月期は1480億円、17年3月期は1760億円と大幅な増益が続くと予想している。

日本電産の株価は15時現在7976円(▼71円)






出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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