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【市況】NY原油先物週間見通し:横ばいか、中期的な需給関係に大きな変化はない見込み


■NY原油先物
安値:45.21ドル
高値:49.09ドル
終値:45.59ドル
前週末比(騰落率):-7.21%

■下落、サウジアラビアの減産期待への思惑後退

NY原油先物は伸び悩み。サウジアラビアのサルマン新国王は、ヌアイミ石油鉱物資源相を留任させる王令を下したことが要因。生産量を維持するアブドラ前国王の政策は継続されるとの見方が広がり、供給超過の状態がすみやかに解消されるとの思惑は後退した。


■横ばいか、中期的な需給関係に大きな変化はない見込み

想定レンジ:44.00~48.00ドル

NY原油先物は横ばいか。欧州中央銀行による大規模な量的緩和策は商品相場にも影響を与えるとの見方が出ている。ただし、主要産油国が大幅な減産に動く可能性は低いとみられていること、金融緩和マネーは主として株式市場に向かうとみられており、原油先物の上昇はやや抑制される可能性がある。

《TN》

 提供:フィスコ

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